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久遠の島
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2021/10/19 |
JAN | 9784488028398 |
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久遠の島
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商品レビュー
4.5
13件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ。 本書は、シリーズ第一作である『夜の写本師』に連なる物語となっております。 世界中のあらゆる書物を読むことができる<久遠の島>。 そこを訪れた他国の王子・セパターの私利私欲により、島の禁忌が破られ、何と一夜のうちに島は沈んでしまいます。 奇跡的に生き残ったヴィニダル、シトルフィ(with姫山羊のチャギ)、そして一足先に島を出ていたヴィニダルの兄・ネイダル。 一人の人間の悪意により故郷を失った若者たちの運命はどうなっていくのでしょうか・・。 島が没してしまった直後は、離れ離れでお互いの消息もわからないままの彼らでしたが、過酷な旅を通じて運命を切り拓いていく、その成長が眩しいです。 とりわけヴィニダルは密林や砂漠を延々と彷徨う羽目になってボロボロの状態でしたが、それを乗り越えただけに一皮も二皮も剥けたように思います。 そんな3人が写本の都・パドゥキアでようやく再会できて、それぞれの才能を活かすべく本創りの修行に励む場面は楽しくワクワクしました。 写本の描写は勿論、本に使うインクや羊皮紙のできる過程も興味深く、一冊の本がどれだけ手間暇かけて創られているのか・・・書物の尊さを実感します。 そして、忘れてはいけない諸悪の根源・セパターへの復讐が遂げられた時は溜飲が下がる思いでした。 読み応えガッツリで、物語の世界に浸れる本書。ラストの一行を読んで、改めて『夜の写本師』を読み返したくなりました。
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オーリエラントの魔道師シリーズの第十一作。 久遠の島。 どこにあるのかわからなくても、 その書物を読むことができる島。 その島に邪な思いを抱く者が現れたとあれば、 武器を持ち込むことが許されない平和な島を巡る攻防の話かと思いきや、 いきなり島が沈んでしまうところから物語が始まるとは。 恐ろしい。 故郷と言う場所も、両親や親しい者も一度に失う絶望感と喪失感の中では、 追われる身であった方が良かったのでは、とさえ思えた。 少年少女たちはそれぞれ成長し、再会し それだけでも物語として素晴らしいのに、 復讐までなしとげるとは、 納得のいく終わり方だった。 さらに「夜の写本師」の文字を見るとは、 驚き、なぜか泣きそうになった。
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木から実のように垂れ下がる本の森 書物の島 考えただけでもワクワクする これまでのシリーズで最も設定が好きだったかもしれない ダークファンタジーには違いなく、相変わらず登場人物たちは過酷な現実に晒されてはいるが、内容はこれまでよりも温かく、明るく感じられた これまでのシリーズ...
木から実のように垂れ下がる本の森 書物の島 考えただけでもワクワクする これまでのシリーズで最も設定が好きだったかもしれない ダークファンタジーには違いなく、相変わらず登場人物たちは過酷な現実に晒されてはいるが、内容はこれまでよりも温かく、明るく感じられた これまでのシリーズはどこかしら後暗い、気持ちの悪い後味が読了後に残ったが、珍しくそれがなく、ダークファンタジーが苦手な人でも読みやすいと思われる内容だった
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