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データエコノミー入門 激変するマネー、銀行、企業 PHP新書1282
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2021/10/15 |
JAN | 9784569850528 |
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
マネーデータをめぐる今後の経済の流れについて解説した本。 データが付加価値を生み出す「データ資本主義」への移行が進む中で、マネーデータは経済・金融をどう変えていくのか。本書はマネーデータの基礎知識をわかりやすく教えてくれます。
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データエコノミーとは。汎用語を繋げると分かったようや雰囲気になるが、既に分かりくい。「データ」の「経済」。データによる経済的・社会的な基盤の話という事。デジタル化による社会影響の実態を解説した本という方が分かりやすいか。 特に「マネーのデータ」。世界中の国家、企業、銀行が争奪戦...
データエコノミーとは。汎用語を繋げると分かったようや雰囲気になるが、既に分かりくい。「データ」の「経済」。データによる経済的・社会的な基盤の話という事。デジタル化による社会影響の実態を解説した本という方が分かりやすいか。 特に「マネーのデータ」。世界中の国家、企業、銀行が争奪戦。多くの日本の銀行はこの影響を避けられない。同様に「決済データ」は、顧客の購買履歴、ウェブサイトのアクセスログ、センサーデータなどが含まれ、分析・活用されることで、新たなビジネスモデルや競争力を生み出す重要な資産となっている。 ローソンはPontaカードを利用して店舗の発注を半自動化するセミオート発注をしている。香港のオクトパスカードは、デモが激しさを増し始めた頃、使われないと言う動きが起こった。マネーの利用記録は他のいかなる監視手段よりも強力で正確、地下鉄乗り降りも記録されてしまうからだ。決済データをビックデータとして用いて信用スコアリングを行い、その収入を得るなんていうビジネスモデルも。 Facebookのステーブルコインであるリブラは各国の金融当局が反応して取りつぶしにかかった。そのため、DIEMと名称を変更して、主要拠点をアメリカに移し、発行額と同額の準備資産を保有することとした。手数料はほぼゼロなので、手数料収入が目的とは考えられず、収益率の低さからシニョリッジ(通貨発行益)が目的とも考えられない。真の目的は、取引データの獲得では無いのだろうかと著者。 データの覇権争いがプラットフォーマ同士において繰り広げられる。大衆の傾向の一部として把握され、予測やレコメンド、行動監視に用いられる。監視されたからといって不都合はないが、過去の履歴を後追いするような推薦されても新たな世界が広がらず、つまらない。
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2023.06.23 基本的に野口先生のファンなので文句ありません。この本見ると地方銀行だけは見通し暗いとしか言えない。
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