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聖巫女の守護者(Ⅰ) 花とゆめC

友藤結(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 2021/10/20
JAN 9784592224068

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聖巫女の守護者(Ⅰ)

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商品レビュー

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2021/11/14

前作がケモノなキャラクターばかりだった友藤先生の新作、今回は今回でゴリゴリのファンタジー作品だね というか、ヒロインが超越者的な雰囲気に満ちていてヒーローが粗暴なタイプって少女漫画ではなかなか見ない組み合わせのような気がするけど、私が知らないだけでこういったカテゴリの作品も有った...

前作がケモノなキャラクターばかりだった友藤先生の新作、今回は今回でゴリゴリのファンタジー作品だね というか、ヒロインが超越者的な雰囲気に満ちていてヒーローが粗暴なタイプって少女漫画ではなかなか見ない組み合わせのような気がするけど、私が知らないだけでこういったカテゴリの作品も有ったりするんだろうか? 奇跡の少女、聖巫女として鳥籠の中の鳥のように大切に育てられたアリス、中層の下で浮浪児のように生きてきた異端者のサビ 本来なら会話する事なんて無かった筈の二人がたった一日の交流を大切に胸にしまい、後年になって再会する流れは王道じみているね。 たった一日しか逢えなかった。されど一日の触れ合いが有った。アリスは広い世界を見せてくれたサビに感謝し、サビは自分に祈りをくれたアリスに感謝し。全くの身分違いな二人がこの一日の思い出を忘れずに育ち、成長してから互いの胸の内を明かす展開は好み それだけに第一話の終盤から巻き起こる怒涛の展開には驚かされる アリスの死という在ってはならない凶事は聖巫女の復活という吉事によって上塗りされる。これを教会関係者もそして聖巫女も喜びの事態として見るけれど、唯一サビだけはアリスの消失を悲しむ。その様子には望ましい世の在り方から外れた者特有の空気を感じさせるね そんな彼だから聖巫女を必要以上に奉ることはなく、彼女の守護者足り得るのかもしれない。同時に聖巫女も異端者として迫害されるサビの事情を特段重く見ることはなく、単純に彼の資質を見ているようにも感じられる 今は反発することも多い二人。けれど、大切なものを取り戻す同志という意味ではこれ以上ない組み合わせなのかもしれないね 異端者または粗暴者として生きてきたサビだけど、一方でアリスから受け取った想いを今も大切に持っているのだと感じられる描写の数々は良いね 幼い頃に受け取ったアリスの慈悲、これをサビは大切に持ち続けているから、村が壊滅して嘆くリリルを助けようとするし聖巫女が村々に示す慈悲にも理解を示す。ただ、聖巫女の慈悲とアリスの慈悲は異なるものだから、それを見せつけられるたびに彼の心は軋むのかもしれないけれど 一方で聖巫女がサビに対してどう思っているのかという点はどうしても気になってしまうね 聖巫女にはアリスの記憶が見えて、アリスの記憶にはサビへの想いが溢れるように存在する。また、物心ついた頃から人間扱いされなかった聖巫女を崇める事無くサビは普通に接している サビに本名呼びを許した聖巫女改めシアのこれから生じるだろう変化が気になってしまうね 唯一の不安点は、終着点が明確であり対立する敵陣営も既に顔出ししているために、物語の広がりが限定されそうな辺りだろうか……?

Posted by ブクログ

2021/11/02

面白そうな予感しかない…! 元々好きな絵柄だし、贄姫〜より、どっちらかというとシアの方が好みな主人公。そんでもって、クロウ&カミルのキャラがドハマりしそうで期待大!

Posted by ブクログ

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