焼けた釘

くわがきあゆ(著者)

• 販売会社／発売会社: 産業編集センター
• 発売年月日: 2021/10/13
• JAN: 9784863113152

商品レビュー

2024/11/14

レモンと殺人鬼が有名な作家さん、初読み。「あなたもきっと騙される」と帯にはワクワクさせられる。よし、では騙されましょう、とかなり期待！

しかし、なにこの主人公。憎しみの裏には愛情あり、、とは言え、かなりの変わり者。これをサイコパスと呼ぶのなら、私はまだまだ凡人。主人公の感情に全くついていけず、共感するはずもなく、なかなか読み進まず。

いやいや、そんなはずは無い、、、私は騙されたい一心で、なんとか一生懸命読みました。

なるほど、、

後半は確かに驚いたが、、うーん、、
有名作、レモンの方はどうだろう？読んでみよう。

2024/10/15

どんでん返しがすごくて、たまげました。

読み終わったから、思い込んで読んでいたことに気づき、思い込みはよくないなと思いました。

点と点が線につながっていく感じが気持ちよくもありました。

2024/10/12

レモンと殺人鬼が面白かったので続けて読了。
千秋…いじめや虐待こそ真の愛だと思っている。勝手に女性かと思っていたが男性。自分を慕ってくれた後輩萌香が殺されたことにより、その犯人を萌香の服装に似た服装をして探す。一見後輩の敵討ちかと思いきや殺されるほど萌香のことを愛していた犯人に自分も愛されたいという思いを持つ
萌香…フリフリした服装？が好きな女の子。樹里に殺害される。
杏…会社の先輩のことが好きな冴えない社会人女性。子供の頃、全ては競争の中で生き抜かなければならないという両親の思想の元育てられたが故に比較され辛い思いをしていた。終盤で好きな先輩＝千秋だということがわかる。そして千秋の異常な愛により殺害される(?)
樹里…杏の会社の優しい先輩。かつて喘息持ちの彼氏がいたが、喘息が悪化した際薬の入っているはずの鞄がすぐそばになく、そのせいで喘息が悪化し彼を亡くしてしまう。その鞄を盗んだ犯人に復讐しようと、萌香を殺害した。

とにかく千秋が異常だった。と同時に新しい視点だなと思った。確かに全く興味関心がなかったら、無視するというかそもそも関わらないもんね。