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プロ野球「経営」全史 球団オーナー55社の興亡
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本実業出版社 |
発売年月日 | 2021/09/29 |
JAN | 9784534058751 |
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プロ野球「経営」全史
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オーナービジネスと産業興亡史 プロ野球の歴史、オーナーがどう変わってどの様に関わったか。 スポーツビジネスに関わるものにとって必読書、温故知新。 ■概要 400ページを超える長編で、戦前どころか明治時代から野球、職業野球→プロ野球に関する歴史を整理。 プロ野球の球団増減、オー...
オーナービジネスと産業興亡史 プロ野球の歴史、オーナーがどう変わってどの様に関わったか。 スポーツビジネスに関わるものにとって必読書、温故知新。 ■概要 400ページを超える長編で、戦前どころか明治時代から野球、職業野球→プロ野球に関する歴史を整理。 プロ野球の球団増減、オーナーチェンジの歴史が全網羅されているだけでなく、オーナー企業の「経営者」や周囲の人間にもスポットがあたっており、なぜ球団を持ちたいのか、球団を持ってどうしたかったのか、が滲み出てくる ■感想 ・球団の歴史日本の産業変遷や生活の変遷そのもの とはよく言ったもので、新聞や鉄道、映画、鯨肉→加工肉、IT企業の隆興などの解像度がよくわかる。 ・スタジアムとの一体経営★ 1950年から今でいうボールパーク構想はあったし、スタジアムと球団の一体経営は模索されてきた。ただその重要性より、建設コスト(というより資金調達)の合理性が優先されてきたこともあり、一体経営が出来なかった球団は収益化に行き詰まった。ソフトバンクやDeNAは最終的にスタジアムの所有権(または運営権)を取得するという投資判断に踏み切ったし、23年に開業したエスコンフィールド北海道(札幌ドームから日本ハムが移転)のやり取りは『アンビシャス』(鈴木忠平 著)に詳しく記載されている。 当時はソフトとハードの一体経営の重要性を知らなかった、というだけでなく「知っていたが安きに流れた」という方が近いかもしれない。それで言うと、今のBリーグは同じ轍を踏みかねないのではないか?と危惧している。 プロ野球は巨人(東京ドーム)とヤクルト(明治神宮野球場)を除き、全球団が球場の運営権を持っている。※阪神や中日など親会社の球場所有を含む ・マーケティングという幹と、戦略という根 プロ野球が不滅の人気スポーツであり、再成長しているのはパリーグの全体最適や広島・DeNAの地域密着による「底上げ」が大きい。年間試合数が違うとはいえ、入場者数2,000万人超えで1試合平均でも2〜3万はバケモノコンテンツ。その裏には、単なるマーケティングの成功だけでなく、「球場を押さえる」という"戦略"が効いているのかもしれない ・正力イズムと親会社広告宣伝モデル 球団ではマネタイズ(というより黒字化)せず、球団は親会社の広告宣伝費として位置付け、グループで儲けるのであれば、後楽園や東京ドームの様な貸館でも良かったのかもしれない。ただ、それで限界が来たのが阪急や近鉄。そのモデルから脱却したいのであれば、球場と球団の一体経営は不可避。
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なかなかに、面白い本だった。川上、長嶋、江夏、田淵、王、江川…そういう選手たちは名前くらいのもので、この本の主役は球団の経営者なので、それぞれの経歴が割と紙面を割いて書かれており、それはそれで興味深いところもあるのだけれど、寧ろ、西武が球団を持つのはライオンズだけではなかったんだ...
なかなかに、面白い本だった。川上、長嶋、江夏、田淵、王、江川…そういう選手たちは名前くらいのもので、この本の主役は球団の経営者なので、それぞれの経歴が割と紙面を割いて書かれており、それはそれで興味深いところもあるのだけれど、寧ろ、西武が球団を持つのはライオンズだけではなかったんだとか、ユニオンズとかセネタースとか、過去の歴史を振り返ると時に出てくるそういう球団の事情とか、色々知ることができて、面白かった。 この本は、だから、プロ野球球団の経営者の個人史であるのと同時に、経済史でもありといった風な読みものとして、日本の戦前から今に至るまでの一面の歴史書なんだな。 にしても、この著者は阪神ファンだからかもしれないが、正力松太郎、言わずと知れたプロ野球の父のようにいわれてその名前を冠した賞もある人が、意外に、巨人からも読売からも、疎まれていたんだなというのは、興味深い話だった。 誰を主人公にするかも大変だし、視聴率も取れないとは思うけど、これ、大河ドラマでやったら面白そうだななんて考えた…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
骨太なノンフィクション。 プロ野球の成り立ちからIT長者による買収までの 歴史がまとめられております。 鉄道会社がプロ野球に限らず百貨店などを運営するのは あくまで鉄道を利用してもらうためのコンテンツとして 位置づけられていたとは驚きです。 冒頭のプロ野球オーナー会社一覧図が 非常にわかりづらいのですが、 そうせざるを得ないくらい、複雑な歴史でした。 これを執筆するにあたり、どれくらいの文献を 読み込んだのか、 とてつもない量だと思います。
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