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社会学的思考の歴史 社会学は何をどう見てきたのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 関西学院大学出版会 |
発売年月日 | 2021/09/25 |
JAN | 9784862833266 |
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社会学的思考の歴史
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イントロダクション──歴史と社会のパースペクティブ 1 「歴史history」ということばの意味 2 歴史観の変遷と「事実」の居場所 3 社会学の「精神」 第1章 社会学前史──契約説、政治経済学、社会主義そして社会学 1 トマス・ホッブズの契約説 2 「社会」の誕生...
イントロダクション──歴史と社会のパースペクティブ 1 「歴史history」ということばの意味 2 歴史観の変遷と「事実」の居場所 3 社会学の「精神」 第1章 社会学前史──契約説、政治経済学、社会主義そして社会学 1 トマス・ホッブズの契約説 2 「社会」の誕生──アダム・スミスの政治経済学 3 ルソーの「社会的social」契約 4 社会主義と社会学──サン=シモンとコント 第2章 カール・マルクスを読む──『資本論』第1巻 1 『資本論』の問題設定 2 労働が商品の価値を生む(労働価値説) 3 貨幣の神秘へ向けて 4 資本の自己増殖はいかにして可能か? 5 階級対立としての「社会」の分断 第3章 エミール・デュルケームを読む(1)──『社会分業論』 1 社会的連帯solidarité socialeの問題 2 機械的連帯──集合意識と犯罪 3 有機的連帯と分業 4 デュルケームのジレンマ──有機的連帯を支えるものは何か 第4章 エミール・デュルケームを読む(2)──『自殺論』 1 なぜ自殺なのか?──社会学の研究対象としての「社会的事実」 2 自殺の類型 (1)自己本位的自殺 (2)集団本位的自殺 (3)アノミー的自殺 3 集合意識の復権──ジレンマの解決 4 自殺と社会の道徳構造 第5章 マックス・ウェーバーを読む──『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 1 ウェーバーの問題設定──信仰と職業生活 2 「資本主義の精神」とは何か? 3 カルヴィニズムと「予定説」 4 行為のアクセル/ブレーキとしての道徳規範 第6章 タルコット・パーソンズを読む──『社会的行為の構造』 1 行為論の実証主義的伝統 2 行為論の理想主義的/観念論的伝統 3 実証主義と理想主義の総合──デュルケームとウェーバー 4 主意主義的行為論の展開 5 社会システム論へ 第7章 シュッツとベッカーを読む──『社会的世界の意味構成』と『アウトサイダーズ』 1 アルフレッド・シュッツの現象学的社会学 2 行為の構成の問題──シュッツとパーソンズの違い 3 レイベリング理論 4 定義主義アプローチの隘路 第8章 ガーフィンケル、会話分析そして社会的構築主義を読む──『エスノメソドロジー研究』と『社会問題の構築』 1 ガーフィンケルのエスノメソドロジー 2 会話分析 3 社会的構築主義 4 談話(言説)分析 第9章 ルーマンとハーバーマスを読む──『社会システム論』と『コミュニケーション的行為論』 1 ルーマンの社会システム論 2 意味の自己言及性とシステムのオートポイエーシス 3 コミュニケーション・メディアと機能分化した社会システム 4 ハーバーマスの「コミュニケーション的行為」 5 生活世界の合理化 6 生活世界の植民地化 第10章 ミシェル・フーコーを読む──『監獄の誕生』『生政治の誕生』ほか 1 「規律」とはどういう力か 2 服従する主体──パノプティコン 3 生-権力への転換 4 規律社会から管理社会へ?──そして新自由主義の支配
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社会学についてざっと学習するにはいいと思われる。関西学院大学社会学史Bの講義ノートをもとにした本とあとがきに書いてあるので、授業を受ける代わりに、この本を見ることができる。 ただし、これだけから卒論を書くヒントを得るのは難しいかもしれない。あくまでも社会学の流れでとらえられる本...
社会学についてざっと学習するにはいいと思われる。関西学院大学社会学史Bの講義ノートをもとにした本とあとがきに書いてあるので、授業を受ける代わりに、この本を見ることができる。 ただし、これだけから卒論を書くヒントを得るのは難しいかもしれない。あくまでも社会学の流れでとらえられる本だからである。
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