鬼の花嫁(四) 前世から繋がる縁 スターツ出版文庫

クレハ(著者)

• 販売会社／発売会社: スターツ出版
• 発売年月日: 2021/09/28
• JAN: 9784813711568

商品レビュー

2025/01/30

「1章」
デートのついで。
なんとなく運試しのつもりで買ってみたものが、こんな結果になるなんて思ってもないからこそ怖くなってしまうだろ。

「2章」
同窓会に来る人。
過去まで縛ることはできないとはいえ、元彼も参加すると分かっていて笑顔で送り出せるほどの余裕はないのだろうな。

「3章」
笑顔の裏の顔は。
輪廻が巡って同じ世に産まれることはあるだろうが、こんな身近な存在で執着も変わらないままなんて最悪な縁だろう。

「4章」
新たな家の祝い。
前世の記憶を持っているからこそ、当時と同じように邪魔だと思うものを自分勝手に排除してでも欲しがるのだろうな。

「5章」
親友を蝕んでた。
原因の分からない体調不良が続いている時点で気付けていたとしても、何一つ対抗手段がなければ苦しいだけだろうな。

「6章」
恨みをぶつけて。
一方的な感情を抱くまでは自由だが、勝手な行動で幸せを奪った相手に対する怒りは少なくともあれでは足りないだろ。

「会議中」
皆の想いは一つ。
一番の弊害はなくなったとはいえ、これから平和が訪れると確実に言い切れないのだから護りは重要になってくるだろ。

2024/11/06

クレハ(著)
『鬼の花嫁 四～前世から繋がる縁～』
ライトノベル・和風恋愛ファンタジー小説！
Audible +図書館。
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今作も、様々なエピソードが詰まっていて、キャラクターたちの日常が生き生きと描かれていた。
特に、柚子(ゆず)の祖父母への孝行は心温まる内容だった。

そして、前作までは玲夜(れいや)に付きまとう女性たちに悩まされた柚子だが、今回は柚子がモテる展開になっている。
玲夜のやきもちが可愛らしく、柚子への溺愛ぶりも変わらずである。
思わずニヤニヤしてしまう瞬間が多い♡

そして新しいキャラクターの登場によって、命がけの対決が待ち受けている。
鬼龍院と霊獣たちが協力し、勝てるかどうかわからない強敵に立ち向かう場面は、緊張感がある。
過去との因縁に向き合いながら、愛や友情を大切にする姿が描かれ、感情移入することができる。

また、笑えるシーンも多く、あるキャラクターに対する雑な扱いには思わず笑ってしまう。
スリリングな展開と笑いのギャップが物語の魅力を引き立てていると感じた。

またまた続編があるのが嬉しい！
柚子と玲夜の成長をこれからも見守っていきたいと思う。

2024/10/19

霊獣が守る柚子は普通の女の子とは違うと今までの流れで分かっていたのですが、今回その話が出てきます。
なぜ自分なのかと不思議に思う柚子の側で龍と千夜が視線で会話していた。その理由は次巻でしょうか。