先端刑法各論 現代刑法の理論と実務

松宮孝明(著者)

• 販売会社／発売会社: 日本評論社
• 発売年月日: 2021/09/21
• JAN: 9784535525825

商品レビュー

2022/01/25

第１章　各論の総論
各論学習の目的
適切な立法提案
第２章　生命に対する罪
殺人の罪
出生前の生命に対する罪
第３章　傷害・遺棄の罪
傷害の罪
遺棄の罪
第４章　意思決定および人身の自由に対する罪
自由に対する罪について
逮捕・監禁の罪
脅迫の罪
略取、誘拐および人身売買の罪
第５章　強制わいせつの罪
「わいせつ」の定裾と平成29年大法廷判決
強制わいせつ罪の保護法益と諸類型
第６章　住居・秘密を侵す罪
住居侵入罪
秘密を侵す罪
第７章　名誉に対する罪、信用・業務に対する罪
第８章　財産犯の体系
財産犯の意味
刑法による財産権保護と「法秩序の統一性」
財産犯の客体
第９章　奪取罪の保護法益
「本権説」と「所持説」
問題となる場面
「判例」は「所持説」か？
第10章　窃盗・横領の罪（領得罪）
領得罪の意味
「不法領得」および「不法領得の意思」
「物の占有」
窃盗罪の既遂と未遂
第11章　強盗の罪
強盗の罪の構成と沿革
強盗罪と強盗利得罪
事後強盗罪
昏酔強盗罪と「傷害
強盗致死傷罪の刑の下限
強盗・強制性交等罪および同致死罪と未遂の特則
第12章　詐欺・恐喝の罪
詐欺・恐喝の罪の本質と沿革
「財産上の損害」の要否
詐欺罪における「欺問」と「不法利得の意思」
「処分行為」
詐欺罪の「包括一罪」？
「権利行使」と詐欺・恐喝
不法原因絵付と詐欺・横領
第13章　背任の罪
背任の罪の本質と沿革
背任罪の成立要件
背任罪と（委託物）横領罪との関係
第14章　盗品等に関する罪、毀棄および隠匿の罪
盗品等に関する罪の沿革と本質
毀棄および隠匿の罪の沿革と本質
第15章　公共危険犯、放火および失火の罪
公共危険犯
放火および失火の罪の重要問題
第16章　偽造の罪
「偽造」の罪
「偽造」の定義
「変造」の意味
「偽造」「変造」の程度
「文書」概念
虚偽作成など
「行使」および「行使の目的」
「文書」偽造と「印章」偽造の区別
電磁的記録不正作出および供用
第17章　「風俗犯」
「風俗犯」の意味
ネット社会と「風俗犯」
第18章　公務妨害の罪
公務妨害の罪の構成
公務執行妨害罪および職務強要罪
強制執行妨害の罪
第19章　司法作用に対する罪
司法作用に対する罪の構成
逃走の罪
犯人蔵匿・証拠隠滅の罪
偽証・虚偽告訴の罪
第20章　汚職の罪
汚職の罪の構成
職権濫用の罪
賄賂の罪