![ヒトラー 虚像の独裁者 岩波新書1895](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001973/0019739065LL.jpg)
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ヒトラー 虚像の独裁者 岩波新書1895
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2021/09/21 |
JAN | 9784004318958 |
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ヒトラー
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世界史を高2で捨てた私。まぁあのまま受講してても全く記憶してない自信はあるけれども。 宗教とかもそうなんですけど、欧州歴史に対して無知なまま社会に参加するのは目隠し簀巻きで混雑の花火大会に行くようなもんで。なんのこっちゃ分からないまま社会生活終えますよね。 老いぼれたとはいえさす...
世界史を高2で捨てた私。まぁあのまま受講してても全く記憶してない自信はあるけれども。 宗教とかもそうなんですけど、欧州歴史に対して無知なまま社会に参加するのは目隠し簀巻きで混雑の花火大会に行くようなもんで。なんのこっちゃ分からないまま社会生活終えますよね。 老いぼれたとはいえさすがにこのまま脳みそ真っ新のまま死んでいくのもなと思い試しに借りてみた本。ハリウッド映画ですら「さっきの人とこの人って同じ人?」「この人名前なんだっけ?」となる私なので、カタカナ名前は空気として読み流せば文章は冒頭からかなり読みやすい。 ヒトラー幼少期から始まりウィーンでの困窮生活、ドイツへの逃亡、第一次世界大戦、ナチ総統となってからの第二次世界大戦と敗戦。 陰惨な内容とは裏腹に、読み手フレンドリーにテンポ良く展開していく。 ヒトラーに絵の才能があれば、彼が1945よりも前に暗殺されていれば、多くの人は死なずに済んだのではと思うものの、居ないなら居ないで他の誰かが彼の代わりに統治者の椅子に座っていたのだろうか。 わざとなのか当時の日本に関する記述はほとんどない。 「誠実で知的でナチ」なるほどねぇ。 本文中にはないが、ヒトラーには異母姉の子孫が5人いるという。その5人はヒトラーの血を自分達の代で確実に終わらせるために子供を作らないとしていると。んー。スターリンにもムッソリーニにもポルポトにすらも直径の子孫がいるのだからいいような気もするけども。5人の人生が厳しいものであると伝わるなぁ。 にしても。 やはり私はいつもの疑問に戻ってしまう。 これほど壮絶な犯罪が行われ、世界中でたくさんの命が無駄に費やされたにもかかわらず、宗教を熱心に信仰してる方々ってどういうつもりなんだろ。 人間なんてただの小賢しいゴキブリでしょうに。 最後に。 主題から大きく外れますがヒトラーが第一次世界大戦時に伝令係だったところで、伝令(後方支援)を「兵站トンマ」、前線を「前線ブタ」と呼び、両者は緊張と対立をはらんでいたと。 元日本代表ラグビー選手(フロント)が「(試合や練習の録画チェックで)バックはスクラムを早送りする。バックとは仲悪い。」と話していた事を思い出した。 仲間ですらこうなんだから争いごとは無くならないし、国籍人種肌色宗教言語文化食タブーが異なるなら争いが起きて当然ですかね。 「ネロ命令」についても。他人が得をするくらいなら死んでしまった方がマシ(敗戦の前に国内の施設を全て破壊するよう命令)の考え方はコイン分けゲームを思い出させる。
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読む前にドイツの近現代史をさらっておくことをおすすめします。読んだ後になんとも言えない徒労感のようなものが残りました。
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ヒトラー個人に焦点を絞った伝記と思って手に取ると肩透かしを食らう。ヒトラーと同時代のドイツ史でありながら筆の濃淡が大きく、著者の関心のない日独関係などはほとんど閑却される。「おわりに」から読み進めることをおすすめする。 あと、聞き慣れないドイツ語の名詞や人名が頻出するので、巻末に...
ヒトラー個人に焦点を絞った伝記と思って手に取ると肩透かしを食らう。ヒトラーと同時代のドイツ史でありながら筆の濃淡が大きく、著者の関心のない日独関係などはほとんど閑却される。「おわりに」から読み進めることをおすすめする。 あと、聞き慣れないドイツ語の名詞や人名が頻出するので、巻末に索引を用意してほしかった。
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