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死者殺しのメメント・モリア メディアワークス文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/09/22 |
JAN | 9784049140583 |
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死者殺しのメメント・モリア
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死者殺しのメメント・モリア
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
容姿端麗の二人組が彼らしか解決できない問題に挑みつつ、西洋を巡り彼らの正体を紐解いて行くような話です。きれいな言葉で紡がれる世界観を堪能しつつ、しんみり悲しいストーリーを楽しむ大人向けの小説。
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死とは何かを追求していく物語だったように感じます。作中でも記されている通り、生は不平等でも、死は平等という価値観に納得します。時代や国を越えて死者を葬っていくモリアが、死に触れることで、様々な形の愛を知っていく物語で、とても面白かったです。エンタメとして派手なバトルシーンを追求す...
死とは何かを追求していく物語だったように感じます。作中でも記されている通り、生は不平等でも、死は平等という価値観に納得します。時代や国を越えて死者を葬っていくモリアが、死に触れることで、様々な形の愛を知っていく物語で、とても面白かったです。エンタメとして派手なバトルシーンを追求するのではなく、死の切なさや悲しさを伝えることに全力を注いでいたのが良い味を出していたと思います。世界観はとても暗く、救いようのない現実の非常さが描かれる中で、もがき続けた先にある一筋の光明が、温かく尊いものであると教えてくれるような作品でした。 私の好きな台詞は「わたしたちは何処からでもあらわれ、何処にでも向かいます。死に至れなかった死がそこにあるかぎり。時間を渡り国境を跨ぎ距離を越え――いわば時の異邦人なのです」です。彼女の生きる様が如実に表されている気がします。
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死は平等である。富める者にも貧しき者にも。だが時に異形となる哀れな魂があり、それを葬る少女がいた。 モリア=メメント。かつて術師の血を継ぐ王族の姫だった娘。特別な力をもち、今は刻渡りの死神シヤンとともに、あるものを捜して旅をしていた。 シヤンのもつテンプス・フギトの時計に導...
死は平等である。富める者にも貧しき者にも。だが時に異形となる哀れな魂があり、それを葬る少女がいた。 モリア=メメント。かつて術師の血を継ぐ王族の姫だった娘。特別な力をもち、今は刻渡りの死神シヤンとともに、あるものを捜して旅をしていた。 シヤンのもつテンプス・フギトの時計に導かれ、あらゆる時と場に彼らは出向く。現代ニューヨーク、17世紀パリ、時代と場所が変わっても、そこには必ず、死してなお悪夢を見続ける悲しい亡霊たちがいた――。 死は等しく安らかに――祈りをこめてモリアは死者を葬る。永遠を生きる時の旅人がつむぐ、祈りと葬送の幻想譚。
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