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ふしぎ 霊験 時代小説傑作選 PHP文芸文庫
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ふしぎ 霊験 時代小説傑作選 PHP文芸文庫

アンソロジー(著者), 宮部みゆき(著者), 西條奈加(著者), 廣嶋玲子(著者), 泉ゆたか(著者), 宮本紀子(著者), 細谷正充(編者)

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ふしぎ 霊験 時代小説傑作選 PHP文芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2021/09/08
JAN 9784569901510

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ふしぎ 霊験

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2023/03/30

女性作家5人の小説が、掲載されている。 西条奈加『睦月童』(むつきわらし) 田舎育ちのような口ぶりの女の子。 睦月神さまの子であり、人の持つ悪を映す不思議な目で、相手の心を見つめる。 日本橋の下り酒問屋の馬鹿息子と、友人2人が、湯島天神の参道のみみずく屋に、押し入ってお金を盗むの...

女性作家5人の小説が、掲載されている。 西条奈加『睦月童』(むつきわらし) 田舎育ちのような口ぶりの女の子。 睦月神さまの子であり、人の持つ悪を映す不思議な目で、相手の心を見つめる。 日本橋の下り酒問屋の馬鹿息子と、友人2人が、湯島天神の参道のみみずく屋に、押し入ってお金を盗むのだが、……  ここの爺様も、この3人に対しての対応が、上手い。 この本で登場の童のイオ。 連作集もあるとか、是非読んでみたい。 泉ゆたか 『潮の屋敷』 江ノ島から江戸の簪問屋に嫁いだ駒。 この築地の屋敷の生活が、合わないところ、奇妙な噂を耳にする。 今でいう事故物件。 何故其処を夫は選んだのだろうか?と、疑心暗鬼。 江ノ島まで戻って見たけど、……行き場の無い自分。 そこで出会った老婆と猫。 築地に戻って、駒の見た物は…… 廣嶋玲子 『紅葉の下に風解かれ』 今年は、うさぎ年。 弥助を助けてくれる妖怪ならぬ妖兎。 絶望の少年との出会いが、…… 宮本紀子 『紙の声』 大工の父親が、足場から転落して死亡、父親のような大工には、ならないと、決めた少年。 その少年太一は、紙屑問屋へ奉公に出る。 其処の主人は、紙に書かれた字や絵から死者の霊を呼ぶ事が出来る。 太一はそれを知ってしまうのだが、番頭も女中も、みんな仲がいいのが、とてもいい。 太一が選んだ職業も…… 宮部みゆき 『遺恨の桜』 これは「初ものがたり」で、読んだ気がする。 岡っ引きの茂七が、主人公。 雑穀問屋の三好屋の息子長助が、霊感があるとの事なのだが…… その霊視で見えた物は…… どれも、問屋さんが出てくる。 摩訶不思議な話ばかりなのだが、こんなふしぎがあっても良いなぁと、思わせる作品ばかりだった。

Posted by ブクログ

2023/03/07

アンソロを作る計画をしているので、ふと市販のアンソロってどんな感じかなあと興味を持った。図書館にいって探してみると、アンソロだけの棚があって『おおっこんな感じなのか!』と、なんかすごくテンション上がってしまった。 過去の文豪の短編を集めたものや、現在活躍している作家さんが選出して...

アンソロを作る計画をしているので、ふと市販のアンソロってどんな感じかなあと興味を持った。図書館にいって探してみると、アンソロだけの棚があって『おおっこんな感じなのか!』と、なんかすごくテンション上がってしまった。 過去の文豪の短編を集めたものや、現在活躍している作家さんが選出しているもの、テーマをピンポイントに合わせて作られたものなど色々で、数冊借りて、最初に読んだのがコレでした。テーマが同じでも、その内容には濃度差があって実に面白い。人情物っぽい話からファンタジーっぽいもの、ライトノベルっぽいものから本格時代小説とはば広く、なるほどアンソロジーとはこうした面白さがあるのだなと、納得した次第。

Posted by ブクログ

2022/12/23

ふしぎで切なさを感じさせる時代小説集。初読の作者さんもいて、他の作品も読みたくなりました。アンソロジーって、それがいいなあと思います。 特に好きだったのは、2番目のお話。今風に言うと事故物件ものなのでしょうが、泣かされました。 こちらの時代小説アンソロジーは、テーマが違って他に...

ふしぎで切なさを感じさせる時代小説集。初読の作者さんもいて、他の作品も読みたくなりました。アンソロジーって、それがいいなあと思います。 特に好きだったのは、2番目のお話。今風に言うと事故物件ものなのでしょうが、泣かされました。 こちらの時代小説アンソロジーは、テーマが違って他にもあるようなので、また手に取りたいと思います。

Posted by ブクログ

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