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ポスト・プーチン論序説「チェチェン化」するロシア
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋書店新社/垣内出版 |
発売年月日 | 2021/09/03 |
JAN | 9784773420432 |
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ポスト・プーチン論序説「チェチェン化」するロシア
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
現在のロシアのウクライナ侵攻をきっかけに読んだ本。 チェチェンの紛争は、ニュースで聞き及んでいただ、詳しい経緯は知らず。 紛争後に待っていたのは、カディロフの強権的支配。そこには、人権も何もない。 そして、ロシア、というよりプーチン庇護下にあることにより、さらに混沌としてい...
現在のロシアのウクライナ侵攻をきっかけに読んだ本。 チェチェンの紛争は、ニュースで聞き及んでいただ、詳しい経緯は知らず。 紛争後に待っていたのは、カディロフの強権的支配。そこには、人権も何もない。 そして、ロシア、というよりプーチン庇護下にあることにより、さらに混沌としている。 強権化したカディロフ政権と、チェチェンに関わることで、より強権化することになったプーチンのロシア。 安定を求める余り機能が硬直し、腐敗するロシア。 新たな火種がくすぶっている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者によるルポを読むのは2作目(前著⇒ https://booklog.jp/users/yaj1102/archives/1/4480016767 )。 前著(18年12月)から3年を経て21年9月に出した本書は、22年2月のウクライナ侵攻を前の上梓ではあるが、その背景をうかがい知るには絶好の書。 前著でも、プーチンの目標を “「冷戦の勝者」を自認する米国の一極支配にあらがって多極的な世界を構築し、ロシアがその一極の座を死守することー。 “ と記す。 その世界戦略の橋頭堡だったか、“殿、ご乱心?!”とも思えるウクライナ侵攻を強行したロシア。橋頭保としてなら、それは決して長期になることは想定していないものだったろう。今のところ、思いの外、苦戦し長期化しているように見える(4月初旬現在)。 本書で著者はこう記す。 「チェチェンこそがプーチン政権の原点なのだ」 “「ロシアを脅かす敵」と妥協なく闘う姿勢を示し、「戦果」も挙げて国民の強固な支持を獲得する。” 第二次チェチェン紛争で勝ち得た、そしてその後も繰り返し展開されたプーチンの勝利の方程式。 が、何かここに来て破綻を来たしているのだろうか? 「チェチェン紛争当時の原点に回帰しているように見える」と著者が言うように、「エネルギー資源の輸出による富の分配で国民の歓心を買う」という一手の効用が薄れ、打って出たのがウクライナ侵攻だとしたら、プーチン政権もかなり手詰まりな感がする。 本書では、チェチェンの首長カディロフとプーチンの「御恩と奉公」の関係と、それに基づく愛国主義による「求心力」と、チェチェン国内で増大化していく、個人崇拝による権力の膨張とイスラム教の存在感がロシア国内に及ぼす「遠心力」をテーマに、強権的・暴力的なチェンチェンがロシアに与える影響による「チェチェン化」するロシアの危険性について説いている。 のちの歴史家が、何十年かの先に、2022年2月24日の時点で、ロシアは既にチェチェン化していた、という史観を示すのかもしれない。 西側視点だけでは見えてこないロシアの本音、将来の目算が見てとれるかもしれない好著。
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イスラム主義を謳う親露派のカディロフ政権だが実情は縁故主義が蔓延る権威主義国家であり、イスラム的な社会正義が実現されているとは言えない。 失望したチェチェン人はイスラム国家を樹立するべくカフカース首長国やカフカースのイスラム国として活動を始めた
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