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図解 風の力で住まいを快適にする仕組み
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エクスナレッジ |
発売年月日 | 2021/09/03 |
JAN | 9784767828299 |
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図解 風の力で住まいを快適にする仕組み
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
通風をよくして快適な家にしよう!な本。 どこにどう窓やドアを置くと通風がよくなるかが書かれていた。 風の仕組みを理解していないと、「とりあえず窓あれば風通るでしょ」となりそう。 ただ、初心者の自分が読むには難しかった><
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風を活用したパッシブデザインによる建築計画をわかりやすく解説した環境工学の入門書。気流は、温熱環境の主要素である。開口部の位置は、敷地を考慮した空間構成に基づいて考えるべきだということが理解できる一冊。平面図や立面図を用いて、気流可視化装置やフォグマシンを使って実験棟での実証実験に基づいてわかりやすく解説。「卓越風→窓→通風」という通風設計は不十分。卓越風はいつも吹いていないし、窓があれば、風が入ってくるわけではし、熱風が入ってきても快適とは言えない。現状、通風設計のマニュアルがなく、個人の経験などに基づいている場合が多いのでは?という見解。以下めも。 第一章:通風理論 建物を押す風(正圧)は、風を室内に導くのに使える。 風が建物の中に入ろうとする力。 建物を引っ張る風(負圧)は、空気を室内から取り出すのに使える。建物の中から外へ空気を引き抜く。 温度差換気、ベンチュリー効果、ウインドキャッチャーなどを使う。 第二章:風の動きを読む 風の動きは複雑なので、風配図を見て、割合の大きい向きに窓を設けるだけでは不十分。 塔屋+2寸勾配屋根+吹き抜け+ウインドキャッチャー壁を活用して、室内に風を取り入れる。 北側の中庭を風の出口にするなど。ウインドウキャッチャーの実際や、高窓から空気が入ってくる現象なども。 第三章:測定機器類やSET*などの説明 日射は年平均で単位面積当たり100W。10平米で電気ストーブ1台分。 高断熱の家が重要。高気密 第四章:実例 イメージは、「高断熱+植栽+室内を抜ける風」。 流れ的には、事前調査→現地調査→設計。 事前調査 風配図(4-10月のかぜを取り込みたい時期の風向きと頻度を把握)、隣地の状況から風の抜け道や敷地への日差し。 現地調査 道路上の風速=屋根上空の風の20~40%と言われている(風洞実験から)。敷地周辺の道路、建物、緑などを観察。 室内から室外を見る感じでチェック。日差しと通風。外への視線。外からの視線。空の見え方。←配置計画的なこと。 植栽は環境装置。隣地や土間からの放射熱をブロックしてくれる。芝生も 幅が重要。 最小は600+メンテナンス=プライベート空間になりにくい 1500あれば高木。3000あればプライベートな屋外領域。 設計 日差しは入り口を、かぜは出口を考える。 日差し 冬の日差しの入れ方。夏の日差しの遮り方。 かぜ 外部環境を整えるところから。 風の主空間(どこを出口にして、どこから気持ちの良い風を引き込むかが重要)を考える。 北側の庭から風邪をひきこむとプランの幅が出てくる。 周囲からの放射熱を避けながら風を引き込むのがポイント。 風の入り口のみに、高断熱サッシ。 重力換気の視点は、断面計画によって。 計測機器とか。 SAT-600 3D風向風速計(測地点のみわかる) 気流可視化装置やフォグマシン 空間全体の気流の可視化 TandD社のおんどとり クラウド上に保存できる。 歴史的なところ。 1. 通気性の良い家 夏を過ごしやすいように作られた家。日射熱を遮るための庇と茅葺屋根。軸組は開口部を広く取れる。 気密性が低いと、冬寒い。囲炉裏・暖炉であったまる。ここ50年で一気に、エアコンが導入された。 2. 通気性の低い家 高気密・高断熱住宅。シックハウスなどの問題 24H換気システム。ロスナイなどで省エネ。とはいえ、機械に頼っている。 3. 高断熱・高気密・高放熱住宅によって、省エネを目指すのが最近の住宅。 機械に頼らない設計。 まず高断熱。 断熱材を入れる(屋根)サッシなどの開口部も重要。 庇を設け日差しを遮る。 地面には植栽や芝を設ける。 植物の蒸散や土の利用によって、気温や地表面温度を低下させ、建物が取得する熱を減らす。 次に高気密。 サッシなどの開口部。 高放熱。 この本の解説。
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