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眠りの航路 エクス・リブリス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2021/08/31 |
| JAN | 9784560090695 |

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眠りの航路
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商品レビュー
4.1
13件のお客様レビュー
人の眠りと記憶の深淵に迫る物語が展開され、主人公は睡眠の異常を通じて父の過去を掘り起こしていきます。台湾の作家が描く独特な世界観には、夢と死の境界を考察する哲学的な要素が含まれており、読む者に深い思索を促します。著者のスタイルには独自のリズムがあり、理解するには時間を要するかもしれませんが、その分、作品の奥深さを味わうことができます。中華商城という象徴的な舞台は、著者のアイディンティティを感じさせ、物語にさらなる厚みを与えています。前作を経て、著者の魅力が少しずつ理解できるようになった読者も多く、次回作への期待感が高まる一冊となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
日本と台湾の歴史が交錯する。ぼくの睡眠の話、父三郎の台湾人少年工としての歴史や端々に語られる台湾の民俗的な事柄すべてが興味深くて、一杯一杯になる感じも否めないが、引き込まれるように読んだ。第二次世界大戦におけるトラウマが描かれている。
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内容は視点が頻繁に移動するし、観世音菩薩も出てくるし、夢にでてくるZは謎だし、色々要素が盛ってあり一回の通読だけでは咀嚼できないけど、第二次世界大戦のときの台湾少年工の歴史とか、台湾少年から見た戦前前後の見え方とか興味深く読んだ。三郎の亀・石ころとぼくが見た死んだ亀は何か関係があ...
内容は視点が頻繁に移動するし、観世音菩薩も出てくるし、夢にでてくるZは謎だし、色々要素が盛ってあり一回の通読だけでは咀嚼できないけど、第二次世界大戦のときの台湾少年工の歴史とか、台湾少年から見た戦前前後の見え方とか興味深く読んだ。三郎の亀・石ころとぼくが見た死んだ亀は何か関係があるのか(草むらにポイはちょっと…苦笑)、ぼくの睡眠を崩した原因の竹の根っこがこの亀同士を繋ぎ夢でも見せていたのか。あとは解説にも書かれてあるけど、時代によって様々なことが断絶された父・三郎がとても不憫に思えてきた。 『自転車泥棒』を以前読んでいたため、この『眠りの航路』がそれに繋がるきっかけというのは覚えていた。なのでこの作品が気になって購入したはいいものの長い間積読していたらなんと今月に白水Uブックス入りするんですね!。買ったはいいけど気づいたら文庫化しちゃったパターンで今読むしかないと思った(正確に言えば文庫化ではないのだろうけど)。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やっぱり文章がいい、読んでよかった。 父はどこに失踪したのだろう。後半、商馬が取り壊される前日に、ついに父の自転車が出てくる。自転車泥棒はこの自転車の行方を探すために書かれたらしいが、今作ではあまり重視されていなくて残念。 今作はかなり抽象的で観念的な文章が多くて難しい。夢の解釈を行う哲学的なカメや衆生の祈りを聴き、疲弊する菩薩。これらは何のための挿話なのだろう。哲学的なカメ、石ころが三郎によって助けられた後、道端で主人公も死んでしまったカメを見つける。何のつながりだろうか、石ころが主人公に夢を見させていた?そしてその役目が終わったから亀は命を終えたのだろうか。 平岡くんって三島由紀夫なのか、びっくり。 しっかり読むと、天皇の恩恵を受けられなかったもの同士である、三島由紀夫と三郎の対比が行われているらしい。深いなあ。
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