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トーマス・ベルンハルト(著者), 飯島雄太郎(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2021/08/25
JAN 9784309208367

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商品レビュー

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2022/03/31

ハードSなので、この手のメタフィクション?系は極めて苦手で、かなりストレスを蓄積しながら読んだ。物語が前に進まず、80、90歳の老人の日常のように、読んでも読んでも代わり映えがしなくて、ゴールが見えてきて歓喜した。しかし読後は、一人の人格として、傍らに存在しているような存在感が生...

ハードSなので、この手のメタフィクション?系は極めて苦手で、かなりストレスを蓄積しながら読んだ。物語が前に進まず、80、90歳の老人の日常のように、読んでも読んでも代わり映えがしなくて、ゴールが見えてきて歓喜した。しかし読後は、一人の人格として、傍らに存在しているような存在感が生まれてしまって。読みやすくわかりやすい物語はスッキリするし、達成感みたいなものがある。そういうものはたいてい記憶としてはほとんど残らない。やっぱり実際に悩んで苦しんで読書すると、作者との共通点みたいな物質が生まれる。

Posted by ブクログ

2021/12/30

原著は1975年発刊のドイツ小説。いかにもドイツ小説らしい冗長な文体で、故郷アルテンザム、母親との確執、ヘラー家の屋根裏部屋、円錐の建築、そして最愛の姉と本人の自殺をメタフィクショナルな手法で語る。 最近、あんまりこういう小説を読んでいなかったからかもしれないが、あんまり楽しく...

原著は1975年発刊のドイツ小説。いかにもドイツ小説らしい冗長な文体で、故郷アルテンザム、母親との確執、ヘラー家の屋根裏部屋、円錐の建築、そして最愛の姉と本人の自殺をメタフィクショナルな手法で語る。 最近、あんまりこういう小説を読んでいなかったからかもしれないが、あんまり楽しく読めなかったなぁ。よく最後まで読んだものだ。

Posted by ブクログ

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