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TOKYO REDUX 下山迷宮
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TOKYO REDUX 下山迷宮

デイヴィッド・ピース(著者), 黒原敏行(訳者)

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TOKYO REDUX 下山迷宮

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/08/24
JAN 9784163914237

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商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2024/05/03

消化不良。どうしても、「ミステリとして」読めなかった。 前提知識が足りんかね。 「闇の奥」読んだうえで、もう一度第1作目から読み直すかな。

Posted by ブクログ

2022/03/24

下山事件といえば日本史の教科書にも載っているような有名な事件。不謹慎だが、あまりにドラマチックな謎のため、フィクション、ノンフィクション問わず、たくさんの作品が発表されてきた。ご多分に洩れず、私もそれらの数冊を手にし、ああでもない、こうでもないと、いろいろ想像を巡らせたクチである...

下山事件といえば日本史の教科書にも載っているような有名な事件。不謹慎だが、あまりにドラマチックな謎のため、フィクション、ノンフィクション問わず、たくさんの作品が発表されてきた。ご多分に洩れず、私もそれらの数冊を手にし、ああでもない、こうでもないと、いろいろ想像を巡らせたクチである。 本書はその下山事件をテーマに、戦後日本の、東京の闇に潜っていく。3部構成となっていて、おもしろいのは第一部がGHQの捜査官ハリーの視点で語られること。外国人を主人公に下山事件を扱った作品を私は寡聞にして知らない。 第二部には江戸川乱歩がモデルと思われる探偵作家も登場する。実際、事件後、乱歩はじめ当時の探偵作家たちが下山事件を推理した文章をこぞって発表していることを興味深く思い出した。しかし、これを海外の作家が書いたとは、驚きでしかない。 ただ、とても評価の高い本作だが、私は読むのに難儀した。文章は「、」で延々と続けられ、「。」で区切られることがあまりない。会話も「 」で括られることなく、地の文に組み込まれる。文章が途切れることなく続くので主語も判然とせず、また場面も唐突に変わる。原文は読んでないが、おそらく、これに近い独特の文体で、訳者の方が工夫を凝らしたのだろう。それも含めて評価が高いのだが、私には読みにくかった。 正直、もっとノンフィクション寄りの内容かと思っていた。ただタイトルにある迷宮感は大いに味わえた。陶然と、惑わされた。本作は〈東京三部作〉の掉尾だとか。前のニ部作は…どうしよう。

Posted by ブクログ

2022/02/11

下山事件は中学生の時、松本清張の「日本の黒い霧」になぜかハマってしまい、戦後日本のドロドロの原形質に触れた気がして、ずっと心の底に沈殿している謎でした。時々、この事件、出版物として目の前に現れるのですが、なぜか積読のままに放置してしまっています。例えば柴田哲孝「下山事件」もその一...

下山事件は中学生の時、松本清張の「日本の黒い霧」になぜかハマってしまい、戦後日本のドロドロの原形質に触れた気がして、ずっと心の底に沈殿している謎でした。時々、この事件、出版物として目の前に現れるのですが、なぜか積読のままに放置してしまっています。例えば柴田哲孝「下山事件」もその一冊。「日本の黒い霧」のインパクトが凄かったからかな…そんな中、あるTV番組でで直木賞を取った佐藤究が超おススメしていたので、「テスカポリトカ」よりも先に読んでしまいました。たぶん、真相解明の本ではなく、フィクションだったので気易かったのかもしれません。でも、1949年、1964年、1989年、つまり事件発生、一回目の東京オリンピック、昭和天皇崩御、昭和の歴史の特異点で蘇る下山事件は、戦後日本の奥底を流れる誰も見ることのできない地下底流と化している気がします。その闇への好奇心はまったくリアルタイムでもなんでもない自分の深層にも入り込んでいる気がして、それが怖くなりました。本書に描かれる下山事件に関わった人々のモヤモヤ感への共鳴が、ちょっとだけ起こってしまいました。この小説をデイヴィッド・ピースという英国人が書いていることにも驚愕。出口のない気持ち悪さが、ノワールと言われるジャンルなのであると思いますが、訳者のあとがきで語られる日本文学や歴史上の人物、さらには自著も巻き込んだ気持ちいいまでの緻密な構成…この作者の只者でなさ感にさらにびっくり。今回、初めての作家ですが、これは本書を完結編とする三部作の第一作「TOKYO YEAR ZERO」第二作「占領都市」にも遡らなくちゃいけない、と思いました。また積読?

Posted by ブクログ

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