1,800円以上の注文で送料無料

綴れのレグホーン(3) ボーダーC
  • 中古
  • コミック
  • リイド社

綴れのレグホーン(3) ボーダーC

五辻みどろ(著者)

追加する に追加する

綴れのレグホーン(3) ボーダーC

定価 ¥880

330 定価より550円(62%)おトク

獲得ポイント3P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 リイド社
発売年月日 2021/08/20
JAN 9784845860968

綴れのレグホーン(3)

¥330

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

紛う事なき不可思議な物語、完結。 会話だとか’間’だとかノリが終始独特。 2巻読了時の予想通り’角’が物語の重要なカギであった。のだが、とどのつまり結局’角’は何だったのか?先天的に(この世界の)都市の人間には生えているものなの?それにしてはやけにメカニカルな機能を備えているしプラグを挿すポートもありそうな感じだし、ただただ謎。 支配者がいる以上はその支配層が’角’を被支配層に埋め込む処置をするんじゃないかと思うのだが、そこは描かれなかった。 思うに、この作品の’角’って我々の世界でいう’スマホ’を喩えたものなんじゃないだろうか? ’角=スマホ’を所持する事で特に誰かが強制している訳ではないのだが「とりつかれたように」「力つきる」(p46、47)人が現れる。結果的に受信者は発信者にある意味で「操作」(p48)「支配」(p77ほか)をされている構造が生まれる。それは基本的に「どこへ行っても同じ」(p80)「どうしようもなく凝り固まった世界」(p186)だが、レグホーンは違う。少なくともこーちんを筆頭に孤児達、「子供世代」(p198)は違う。 こーちんは絶望もしないし自由を謳歌し、「なんでもアリ」(p201)に生きる。 グーさんは世界を失くす事で救おうとしたのだが、それはそれで’角’に実際に関わり取り憑かれた人間の極端な末路と言えようか。 〈#21〉扉絵より、グーさんの長い髪にはこれまでに「限界がきて死んでしまう人」(p159)に対して抱いた悔恨やら無念やらが絡みついていたように読み取ったが、最終的に髪をバッサリ。しがらみからは解かれた模様だが、都市のビルから飛び降り自殺した(ように描写されている)両親の最期の場所と同じ、高所の柵が無い崖っぷちを「お気に入り」(p205)とにっこり笑顔で語るグーさんの心の中とは。 あくまで個人的な考えだし今読み返すとちょっと何言ってるかわからない部分もありますが。漫画は「なんでもアリ」に読むのがいいんでしょうね。 1刷 2022.3.28

Posted by ブクログ