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呪い子の召使い(4) 花とゆめC

柴宮幸(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 2021/08/19
JAN 9784592214762

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呪い子の召使い(4)

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2021/08/27

前巻ラストが緊迫感有る展開で締められたものだから、続きはどうなるかと思いきや15話の扉絵を見て良い意味で肩の力が抜けてしまったよ(笑) マチルダやラウルに凶刃を向けたロイ。その思惑は非常に子供じみたもの けれど、それは馬鹿にされるようなものではなくて人間の根源的欲求に従った感...

前巻ラストが緊迫感有る展開で締められたものだから、続きはどうなるかと思いきや15話の扉絵を見て良い意味で肩の力が抜けてしまったよ(笑) マチルダやラウルに凶刃を向けたロイ。その思惑は非常に子供じみたもの けれど、それは馬鹿にされるようなものではなくて人間の根源的欲求に従った感情から来る思惑なのかなと思う こうしてマチルダ、ラウル、ロイ、三人の思惑が明かされてみれば実は三人とも人から愛されたかったという欲求を抱えていたのだと判るね。それが望むたった一人から愛されないと全てが否定されたかのように思い込んでしまった事からすれ違いや憎しみが始まってしまった けれど、今の時点で愛してくれる人が目の前に居ないからといってこれからも居ないとは限らないし、何ならすぐ近くに居る別の人が愛してくれるかも知れない。それを気付かせたアルベールとレネの言葉は良かったね そうして2人は言葉で解決していただけに、拳で理解させたマチルダのインパクトが凄い事になっていたけども(笑) 次なるエピソードは再び呪いにフォーカスしたものになるようで フーに関しては以前のエピソードで問題の大部分を解決できたと勝手に思っていたのだけど、まだ呪いを制御できたわけではなかったのか むしろある程度制御できているアルベールの方が特別なのか…… そういった意味では呪いはやはり呪いであり、バトル漫画の特殊能力のように見世物として自慢できるものではない。それを操るには覚悟と備えと、そして信じ見守ってくれる人が必要なのだろうね だからどのような立場だろうと呪いとの付き合い方が必要となり、そうして持ち上がってくるのがカラ国で採石できる呪いを抑える力となってくるわけか それにしても新しい舞台で出会った人々はこれまた濃い人々ばかりだなぁ… 特に見た目は媚に媚びているのに陰を覗かせるアイシュンには目が引き寄せられてしまう 一方でラブコメをしようとして何とも上手く行かないアルベールとレネの様子は微笑ましいね 新しい衣装を褒めようとして褒め言葉になっていないのに褒め言葉として受け取るレネの姿に笑えば、贈り物として買い与えようとしたアルベールの行動を臣下として冷静に諌める遣り取りにも笑ってしまう その反面、アルベールがそんな気なく放った言葉を「プロポーズみたい」だなんて言うのだからレネはいつだって油断も隙もない(笑) カラ国視察の中で見えてくる裏の姿。それが呪い子にとって居場所となっている点には驚愕させられる 呪いを持つというだけで社会から排斥され、安堵できる場所を得られない呪い子達。けれど、呪いを持っている為に居場所ができるというのは驚きの視点だった でも、全てが上手い話で構成されているわけではないから必ず落とし穴が有る。 『呪いを喰う山』は病に罹りやすいが呪い子なら大丈夫。そういう常識に凝り固まってしまったから山に何か異変が有っても呪いを持たない者による対策も調査も難しい。また、閉山でもすればそこを居場所としていた呪い子達を放逐することになる いわば、進退窮まった状態 そこで権威と呪いを持つアルベールが名乗り出る展開は熱いけれど、一方でアイシュンを助けた謎の人物が何か仕掛けてくるのではないかと堪らなく恐ろしいのですが……

Posted by ブクログ

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