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プロ画家になる! 絵で生きていくための142条 読む技法書シリーズ
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プロ画家になる! 絵で生きていくための142条 読む技法書シリーズ

佐々木豊(著者)

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プロ画家になる! 絵で生きていくための142条 読む技法書シリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 芸術新聞社
発売年月日 2021/08/01
JAN 9784875866084

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2023/10/22

本書の著者は、長くプロの画家として活動する佐々木豊氏。「絵でメシを食っていくには?」という問いに答えた一冊だと述べている。面白いのが、プロ画家の道を考える人の質問に一問一答形式で答える構成になっていること。この構成のせいか、非常に読みやすい。著者自身のエピソードが多く語られており...

本書の著者は、長くプロの画家として活動する佐々木豊氏。「絵でメシを食っていくには?」という問いに答えた一冊だと述べている。面白いのが、プロ画家の道を考える人の質問に一問一答形式で答える構成になっていること。この構成のせいか、非常に読みやすい。著者自身のエピソードが多く語られており、一般には馴染みのない「画家」というものの生態が浮かび上がってくる。 自分は決して画家を目指しているわけではない。画家という職業がどのようなものか、絵で食っていくのはどれほど難しいのかがわかるのではと思い、手に取った。 以下のような全8章でまとめられている。  第1章 プロの画家を目指すなら  第2章 プロの画家になる方法  第3章 デッサン力は必要?  第4章 絵画の知識と画材  第5章 モチーフと制作動機  第6章 絵づくりの方法I  第7章 絵づくりの方法II  第8章 プロとして活動するには? ・第1章の1問目から、「絵だけで食えている人は日本に5人しかいない」と厳しい言葉で始まる。純粋に絵だけで食える人はほとんどおらず、何らか別の稼ぎ口を持つ。美大を出ても多くの人が絵をやめるなど、厳しい現実が強調されているように見えた。 ・全体を通して、プロ画家になるには「絵が好きである→多作である→傑作が生まれる」という意味合いの内容が何度も登場する。「才能とは速さと量を伴う」などという言葉も。 ・美術団体に所属することで、大量に描かざるを得ない状況に追い込まれる。加えて、そこで得られる人脈も貴重である。やはり大量に描くというのが、著者の言いたいことらしい。  →しかし、日々の生活のために働きつつ、大量に描くことができる人がどれだけいるだろう?本書の内容は正しいだろうけど、もう少し若い画家、社会人として辛酸を舐めつつ成功した画家がどう捉えているのかも気になった。 ・「日本では肩書きが全て。嫌気がさしてパリに戻ってしまった」。これは著者が聞いたという在仏10年の日本人画家の言葉。   →日本で絵で食っていくのが厳しいなら、海外を舞台にする手もあるのか?    「肩書きが幅をきかせているのは、成熟していない証拠」という言葉も印象に残った。この激動の時代、昔の当たり前が変わり、実力主義の世界になるかもしれない。 ・「世界で最も好きな画家と作品を教えてください。」という質問に、以下の3つが挙げられていた。機会があったら見てみたい。   クリムト 『接吻』   青木繁 『海の幸』   佐伯祐三 『パリ風景』 ・「プロの画家になるのに、最低限学んでおくべき絵画の基礎知識は何ですか?」という質問に、講談社フェーマス スクールズのテキスト「クリエイティブ アート コース」基礎課程+絵画専科が理想だという。同社で著者が講師をしていたための身内贔屓かもしれないが、妙に具体的で逆に驚いた。

Posted by ブクログ

2021/12/07

画家を目指してなくても、画家とはどのような職業であるのか明確にわからせてくれる。絵で生きていくって大変ね。というテーマから、いつの間にか、何事でも「好き」を仕事にするって大変ね。ってテーマになってる気がする。

Posted by ブクログ

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