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アーサー王の世界(Ⅶ) キャメロットの亡霊
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 静山社 |
発売年月日 | 2021/08/10 |
JAN | 9784863896185 |
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アーサー王の世界(Ⅶ)
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前巻から20年経った円卓の騎士と、アーサー王のその後の話。 マーリンが早々に退場し、グィネヴィアとも別居、息子モルドレッドとの争いの傷が元で死にゆく孤独なアーサー。 アーサーはマーリンが愛していたのは自分ではなくユーサーだと言っているが、マーリンはアーサーの生まれる前から、ユー...
前巻から20年経った円卓の騎士と、アーサー王のその後の話。 マーリンが早々に退場し、グィネヴィアとも別居、息子モルドレッドとの争いの傷が元で死にゆく孤独なアーサー。 アーサーはマーリンが愛していたのは自分ではなくユーサーだと言っているが、マーリンはアーサーの生まれる前から、ユーサーを見限っていたように読み取れたが、それも知らず、また、ジョンが、ずっとアーサー一筋に支えていたのに孤独を感じていたアーサーが哀れ。 ランスロットが20年も経って戻ってきた理由も、よく分からない。マリアガンスについていったグィネヴィアに愛想尽かしをせず、まだ想い続けていたのか・・ 忘れるために旅に出たのでは?と思ってしまう。 アーサーと話たモルドレッドが、いきなり翌日に豹変しアーサーに襲いかかる理由もよく分からない。言動も変だし、精神異常をきたしたか、亡霊に乗っ取られたか。 生まれも異なる兄達をそれほど慕っていたようにはガウェインの話からは想像できなかったのだが。 皆、同等という円卓の騎士達の絆がどれほどのものかは、本書ではよく分からなかったが、女一人のことで、仲間関係があっけなく崩れ去ってしまった・・。 美しいものには逆らえないという呪いというより、妻を奪われ殺されたティタンジル公の呪いであり、ユーサーの息子も妻を奪われ、結果ユーサーの血筋が絶たれる話のように思う。 ジョンがランスロット憎しと、敵討ちに旅立った、その後が気になるところだ。 この本のシリーズは、長いアーサー王の話のダイジェストといった位置付けなのだろう。他のアーサー王の話も読んでみたいと感じた。 装丁が、これまでの装丁の色を重ねた色彩になっていて綺麗だった。
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シリーズ最終巻とのこと あっという間のモルドレッド グィネヴィア、ランスロットは事態の中心だがほぼ喋らず よく喋るガウェイン オークニー四兄弟をキャラ立ちさせるには短すぎるか ジョンは良い働きだった
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