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モニュメンツメン・マーダーズ 殺しのアート 4 モノクローム・ロマンス文庫
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モニュメンツメン・マーダーズ 殺しのアート 4 モノクローム・ロマンス文庫

ジョシュ・ラニヨン(著者), 冬斗亜紀(訳者), 門野葉一(絵)

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モニュメンツメン・マーダーズ 殺しのアート 4 モノクローム・ロマンス文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新書館
発売年月日 2021/08/10
JAN 9784403560477

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2024/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

総合評価:★5.0 殺しのアートシリーズ第四巻。 今回はこちらのシリーズにしてはページ数少なめでしたが、そんな不満を一切感じさせないほど読み応えのある内容で、最後の一文までしっかり楽しませていただきました。 今回は意外にもサムの出番は少なめで、ジェイソンが主体となって動く回でした。サムよりもJ・Jの出番の方が多かったんじゃないかな(笑) これまでは連続殺人犯を追う話でしたが、今回のテーマは“幻のフェルメール作品を追え!”というジェイソンの専門分野にばっちり当て嵌まるお話だったので、過去三作品とはまた違った気色となっていて読んでいて楽しかったです。 ただ、そのジェイソンがなぁ…。FBIは身内が関係する事件の捜査には関われないと厳格なルールで決まっているのですが、ジェイソンはそのルールを破って捜査しているんですね…。理由は事件に今は亡きジェイソンの祖父が関わっているかもしれないから。 勿論、ジェイソンに不正を働く気など毛頭ありません。どんな結果になろうとも、事実として受け止める覚悟が彼にはあるのですが、規律の鬼であるサムがそれを許すはずもなく…。 サムが規則を読み上げてジェイソンの行いを非難するシーンは恐ろしくてこちらまで肝が冷えました。 更に激怒したサムに「信用ならない」と言われてショックを受け、逆上するジェイソン。まさに売り言葉に買い言葉、前半の甘々っぷりが嘘みたいに一気に険悪なムードに…。 まぁ、サムも大概勝手な男だからジェイソンが怒る気持ちも分かる。サムの態度や言い方も良くなかったと思う。 ただ、やっぱり今回は倫理規定を無視したジェイソンが圧倒的に悪い!法執行官が私情挟んじゃ駄目、絶対!(でもジェイソンのそういう青臭い所も好きよ笑) 結局、ジェイソンの祖父は悪い事してなかったし(おそらく)、今回もジェイソンが危険を顧みず猪突猛進したおかげでフェルメールの絵も発見され、事件も無事に解決、結果的にはジェイソンの大手柄になった訳ですが、何と言うか…ジェイソンに振り回されるサムとJ・Jがちょっと可哀想だなと(笑) 最後、サムがジェイソンの自宅まで謝りに来たのですが、その時のサムも過去一弱々しくて、余計に可哀想になってしまいました(笑) まぁ、最後の最後で別れる事にならなくて良かったです(^^;) 今回はサムの元セフレが登場したり、J・Jが大活躍したり、ジェイソンとサムが急転直下でまたもや破局の危機を迎えたりと色んな見所がある巻で凄く面白かったです。 ジェイソンを狙うストーカーもいよいよ本格的に動き出しそうで次の巻でどうなるのか凄く楽しみです!どうか二人とも無事でいてくれ〜!!(>人<)

Posted by ブクログ

2021/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに4巻目まできてしまった。これまでのシリーズで一番ページ数が少ない。事件は、オランダ人の美術史家と、国家間で盗まれたと思われる美術品捜索のために、疑惑の人物を訪問するところからはじまる。 まいどまいど、銃に対するジェイソンの様子が愛しいと思ってしまう私は性癖が歪んでいるのでしょうか……笑 危険な事件に巻き込まれると、サムが心配してくれるのも心あたたまる。 今までの話は、わりとジェイソンの気持ちに肩入れしながら読んでいたものの、サムが心からジェイソンを愛していることを知ってしまった今、今回の話はだいぶサムに肩入れしていた(ジェイソンの思いも分かるけど、先に明確に規則を破ったのはジェイソンなのだし、と思っていた)。 ラストは(いつものことながら)ジェイソンの思考が嫌な方向に転がっていくのハラハラしましたが、最後の最後はサムの言葉に、サ、サム〜〜〜〜!!!となりました。堅物で、不器用で、それでも必死にジェイソンに寄り添ってジェイソンを愛してくれるサムが大好きです。 あと、ウィンターキルでは嫌なやつだったJ.J.ラッセルが今作ではすごく可愛くてニコニコしてしまった。今作冒頭である種の責任を感じてしまったラッセルが、真夜中に他の捜査官に電話をしまくっていると知り、アダムにも電話していれば良いな、なんてことを思いました。笑 まだまだ解決していない件もあるため、続きがとにかく楽しみです。

Posted by ブクログ

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