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ギケイキ(2) 奈落への飛翔 河出文庫
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ギケイキ(2) 奈落への飛翔 河出文庫

町田康(著者)

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ギケイキ(2) 奈落への飛翔 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2021/08/06
JAN 9784309418322

ギケイキ(2)

¥660

商品レビュー

4.7

8件のお客様レビュー

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2024/09/29

超絶に面白いな、この本。1もそうだし、おそらくこれから続く3もそうなのだろう。 いわゆる歴史小説でありながら、網野さんの書くような市井の人の市井の話ではなく、所謂その時代の役者が本音を語り、本音で生活し、本音で戦うというような本で、こんな歴史物読んだことなかったから、もう楽しくて...

超絶に面白いな、この本。1もそうだし、おそらくこれから続く3もそうなのだろう。 いわゆる歴史小説でありながら、網野さんの書くような市井の人の市井の話ではなく、所謂その時代の役者が本音を語り、本音で生活し、本音で戦うというような本で、こんな歴史物読んだことなかったから、もう楽しくて仕方ない。

Posted by ブクログ

2024/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『義経記』を町田康節で語り直す『ギケイキ』第2巻。義経と頼朝との出会いから、義経と静との別れまで。 土佐坊正尊との戦いで突如登場する喜三太の活躍が眩しい。原文と同じ流れながら、豪傑としての姿だけではなく、人間のいじらしさといったものを感じさせられる。 これで全8巻中5巻の途中まで描かれたことになる。ここからは義経の没落がさらに進むけれど、この後も、ただ暗いだけの話にはならないだろうと思わせてくれるのは有り難い。

Posted by ブクログ

2024/03/28

ギケイキ2巻目。頼朝との再会から確執への流れがメインのストーリーなので、1巻目の千年の流転よりも読んでいて苦しい。 どうしても義経側に立って読んでしまうので、梶原景時にムカついてしゃーない。 んで、壇ノ浦の合戦が見どころとして語られると完全に思っていたのに!なんと自慢になるから言...

ギケイキ2巻目。頼朝との再会から確執への流れがメインのストーリーなので、1巻目の千年の流転よりも読んでいて苦しい。 どうしても義経側に立って読んでしまうので、梶原景時にムカついてしゃーない。 んで、壇ノ浦の合戦が見どころとして語られると完全に思っていたのに!なんと自慢になるから言わない、だと!オモロイやないかい!! 個人的には合戦時の卑屈な景時の様子と義経の勇ましいさまを見たかったのはあるけど。 前巻から続くファッションの説明、ちょっとしつこいなーと思ってきたん私だけ?斬新やしええねんけど、毎回想像するの楽しいっちゃ楽しいけど、先に進むのにタイムラグあんねんそこで。 義経の内面、というか町田康の言い分が多めで話脱線してるけど、そこがこの本の深みなんかなと思ったり。

Posted by ブクログ

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