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絵画と写真で掘り起こす「オトナの日本史講座」
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絵画と写真で掘り起こす「オトナの日本史講座」

河合敦(著者)

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絵画と写真で掘り起こす「オトナの日本史講座」

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2021/07/31
JAN 9784396617615

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商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2024/05/05

令和6年GWの部屋の清掃で発掘された本で、読みかけになっていたものです。読みたい本が多くあり、今後もこの本を読み切る時間が取れないと思われます。 尚、評価は「★」となっていますが、私の中で読了できなかったものをこの分類にしており、内容が悪かったわけではありません。 以下は気にな...

令和6年GWの部屋の清掃で発掘された本で、読みかけになっていたものです。読みたい本が多くあり、今後もこの本を読み切る時間が取れないと思われます。 尚、評価は「★」となっていますが、私の中で読了できなかったものをこの分類にしており、内容が悪かったわけではありません。 以下は気になったポイントです。 ・勝ら徳川首脳部は、旧幕臣をうまく統制できなかった、不満を持った陸軍兵は脱走し、下総国国府台(市川市)に集結、旧幕府海軍も品川から脱走して房総半島の館山に移った、困った勝は、8隻の軍艦のうち老朽艦の4隻を引き渡す妥協案をまとめて、榎本らを品川沖へ戻らせた。陸軍は日光東照宮を目指して進軍、宇都宮城を陥落させ、北関東で猛威を振るった(p24) ・上野で彰義隊が壊滅したのち、江戸の治安は回復、徳川400万石は70万石に減らされ、駿府国(静岡県)に移封とあった、江戸における最高権力者の地位から落ちた西郷隆盛は、江戸を去り、北越を司令官として転々とするが、やがて鹿児島へ引きこもった(p27) ・金融不安の中で国民や取引先や預金先の銀行を中小銀行から大銀行へと移した、このため、三井・三菱・住友・安田・第一という財閥系の5大銀行が巨大化した。(p57) ・第一次世界大戦前、先進国は自国の通貨を金と交換することで信用を保っていた金本位制であった、しかし戦争が始まると経済の混乱を防ぐためにこの制度を停止、日本もそれにならったが、戦後には次々と金本位制を復活させたが、日本は長期的な不況のせいでそれができないでいた。金本位制を復活させれば、円の価値が上がり輸出に不利、輸出産業の倒産や失業者の増大を招く恐れがあるが、浜口内閣は昭和5年に金輸出解禁を断行した(p81) ・サンフランシスコ平和条約が調印されて日本が独立した昭和27年4月以降も米軍は日本列島から撤退することなく駐留を続けた、同日に、アメリカとの間で安全保障条約を結んだから(p81)新安保条約では米軍の日本および極東での軍事行動に関して日本と事前協議することが盛り込まれ、アメリカの日本防衛義務ももりこまれた。無期限だった条約を固定期限を10年とし、条約を解消するには、どちらかの国が一年前にその石を相手に通告すれば良いことになった(p85) ・百姓一揆とは後世の人が呼びならわしたものであり、当時は「徒党」(百姓が多数で連判状や起請文で団結を誓い合う)「強訴」(徒党を組んだ上で領主や村役人に押しかけて請願する)「逃散」=田畑を捨てて村から退去する、ものが百姓一揆に当たる(p96) ・年貢の増徴による幕藩体制の立て直しは難しいと考え、商人たちから税を徴収する重商主義政策への変換が測られ、いわゆる老中・田沼意次による田沼政治の発端になった(p99) ・江戸時代、、伊勢神宮は一番人気の観光地であったが、60年に一度、爆発的な参詣ブームが起きた、最初は慶安3年(1650)、続いて宝永2年(1705)、明和8年(1771)、最後が文政13年(1830)である、宝永2年の参拝者数は350万人、当時の人口は3000万人なので、当時の日本人の6人に1人の割合でお参りしたことになる(p103) ・銀座開発は、明治5年の火災の後、井上馨が責任者に据えた、アイルランド出身の建築家、トーマス・ウオートレスが中心となった、銀座中央通りは、パリのシャンゼリゼ通りをイメージしたもの、大通りは石畳によって舗装、京橋も木製から石製となった(p115) 未読了 2024年5月5日作成

Posted by ブクログ

2023/12/03

歴史的に有名な写真や絵画から裏事情を読み解いた雑学本。要するに俗説の方を庶民は信じているという事だが結構楽しめた。 それにしても「板垣死すとも自由は死せず」の台詞のインパクトよ。本人には失礼だがそのまま殺されていれば伝説的政治家として後世に残ったと思う。

Posted by ブクログ

2023/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

河合先生の著書はわかりやすいものが多いので手に取った1冊。 既に書かれている方も多いですが、帯などのあおり文よりはけっこう真面目に書かれていて、裏を掘り起こすというより、写真などからは見えない歴史をじっくりと解説してくれる感じ。 個人的にはまだまだ知らないことも多く、勉強になるなと思いました。 (無血開城が西郷・勝だけの手柄じゃないことと、江戸時代のオランダ人が将軍謁見の際に外出して自由が効いてたあたりは既に知ってたが) ええじゃないか現象は全然詳しくなかったので、倒幕派の一種のパフォーマンスだったのではというのは面白かった。 今みたいにSNSもない時代で、あれだけのことを広めていくのは相当大きい仕掛けだったはず。 その辺りはもう少し調べてみても面白いかも。

Posted by ブクログ

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