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現代への教訓!世界史 PHP文庫
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現代への教訓!世界史 PHP文庫

神野正史(著者)

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現代への教訓!世界史 PHP文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2021/07/31
JAN 9784569901466

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商品レビュー

3.4

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2024/05/26

今(2024.5)から3年程前に読み終わった本ですが、GWの部屋の清掃にて発掘された本です。経済モノの異なり、読み終わってから時間が少々経過しても本に書かれている内容は薄れることは無いと思います。 以前は日本史ばかり追いかけていましたが、日本以外の国に影響を受けてきているので、...

今(2024.5)から3年程前に読み終わった本ですが、GWの部屋の清掃にて発掘された本です。経済モノの異なり、読み終わってから時間が少々経過しても本に書かれている内容は薄れることは無いと思います。 以前は日本史ばかり追いかけていましたが、日本以外の国に影響を受けてきているので、世界史を学び直すということは、時間が少しできた私の今の環境には最適であると考えます。今後もこの姿勢を持っていたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・最初は「スパルタ対エーリス」間の戦を終わらせるために利用されたオリュンピア協議会であったが、その成功を見た他のポリスも参加したため、やがて全ギリシアのポリスが参加する一大イベントとなった。全ギリシアのどこで戦争が起こっていようとも、どんなに長引こうとも、4年に1度の協議会では休戦を余儀なくされ、表ではスポーツ大会、裏では外交交渉が設けられ、終戦へ向かう良い契機となった、これが「平和の祭典」と呼ばれる背景である(p29) ・国民投票の政治的役割は、民主主義精神に従って国民の信を問い、これを国政に反映させるものではない、政府が期待しているのは、国民投票の結果を政府の意思に追従させ、政府の意向に逆らう反対派を黙らせることにある(p46) ・大破局とは「誰もそれを予測していない」時に起こるもので、アナリストたちが「危ない」と大合唱している時には起きないもの。誰も予測していない時は、それが起こらないようにする対策も為されていないから(p61) ・お茶についても、自然の味わいを楽しむという発想はなく、自分の好みの味になるまでいろんなものを混ぜて味を「ねじ伏せる」ミルクを入れることで、カテキンが破壊、砂糖を混ぜることでお茶の健康飲料としての意味は消え失せ、単なる甘ったるいジュースとなる(p79) ・そもそも「民主制」というものは、貧しく社会が不安定で、」政治経済がシンプルで、常に部族が存亡の機にさらされていた厳しい環境の中で生き抜いていた遊牧民の中から生まれた制度である。複雑な政治経済機構を有していた農耕社会からは、自然発生的には生まれなかった、専制君主などはなじまない(p92) ・アメリカ合衆国が成立した直後に「シェイズの乱:1786-87」が起きた、反乱自体は大した規模ではなかったが中央政府は鎮圧に難儀した、常備軍を持っていなかったので。この事件を機会に、中央政府に強い権限を与えた「合衆国憲法」が成立することになった、これにより、合衆国憲法(連邦主義)を支持する連邦族(共和党)と、連合規約(州権主義)を支持する反連邦族(民主党)という派閥争いが発生することになった(p133) ・ヒトラーが第二次世界大戦の直接の契機を作ったのは確かだが、彼を育んだのは、フランスであり、アメリカであり、イギリスである。フランスがナチスの卵を産み落とし、アメリカがその卵をかえし、イギリスが破壊神にまで育て上げた(p152) 2021年8月21日読破 2024年5月25日作成

Posted by ブクログ

2024/05/08

2024.05.08 ポーランドの滅びた理由についてを読み苦笑。 日本の落日もすぐそこにあると苦笑いせざるをえない。

Posted by ブクログ

2022/10/24

このような先生がいれば歴史を知る好きになる生徒も増えるだろう 「現在の問題」と「歴史」がどのようにつながり、現代の問題を解決するのに歴史の教訓をいかに活かしていくのかが意識された構成になっている。 特に「民主制は絶対か?」というところでの 「貧しさ、危機意識、政治運営のシン...

このような先生がいれば歴史を知る好きになる生徒も増えるだろう 「現在の問題」と「歴史」がどのようにつながり、現代の問題を解決するのに歴史の教訓をいかに活かしていくのかが意識された構成になっている。 特に「民主制は絶対か?」というところでの 「貧しさ、危機意識、政治運営のシンプルさ」 の3つが民主主義の成立条件で、豊さや危機意識がなくなると政治への関心が薄れる、そして政治運営が巨大化すると素人では判断できなくなる、という意見は、確かに良いツボをついているなと思う。

Posted by ブクログ