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幻の本土上陸作戦 オリンピック作戦の全貌 祥伝社新書634
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2021/07/31 |
JAN | 9784396116347 |
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幻の本土上陸作戦
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
オリンピック作戦に関する書籍は少ないため、新たな知見を得る事ができた。本土空襲時に九州への空爆が激しかった理由は単に沖縄が近いという理由ではなく、この本土上陸作戦が理由の一つという認識を持つことができたのは新たな視点で面白いと感じた。
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私が本を読む理由の一つに、戦争がどの様にして、如何なる理由で始まっていくかについて、様々な歴史的事実、推測・視点などから自分なりの答えを探し出したいという欲求がある。勿論限りある時間と触れることのできる情報量、最終的には自分の分析力の限界から、それも完全なものにできない事は理解し...
私が本を読む理由の一つに、戦争がどの様にして、如何なる理由で始まっていくかについて、様々な歴史的事実、推測・視点などから自分なりの答えを探し出したいという欲求がある。勿論限りある時間と触れることのできる情報量、最終的には自分の分析力の限界から、それも完全なものにできない事は理解している。太平洋戦争一つ取ってみてもかなりの量の本を読んでみたが、未だ他者の考えを飲んで腹一杯になる迄で、そこから何か明確な材料とレシピを確立した訳では無い。だからこそ未だ未だこれから先も多くの本を読むだろう、恐らく死ぬまで。一度始まってしまった戦争が中々終わらない、終わらせられないのは太平洋戦争に於いても当て嵌まる。 本書は1945年8月の終戦から75年が経過した2020年にNHKのBS1で放送された番組を書籍化したものだ。題材は、太平洋戦争末期にアメリカが日本を無条件降伏に追い込むために企図した「ダウンフォール(殲滅)作戦」のうち、主に九州上陸作戦にあたる「オリンピック作戦」に的を当てたものだ。なお、千葉の九十九里浜や相模湾から関東に上陸する作戦を「コロネット(小冠)作戦」と呼ぶが、これは通常の王冠よりも小さく頭を締め付けるサイズ=皇居を取り囲む意で用いられたと記憶する。ダウンフォール作戦全体を取材するには時間が足りない。だから本作は九州中心の作戦に絞って記載される。その分中身は濃厚、多数の存命にある証言者たちの言葉も、身近にあった戦争という悲劇をまざまざと見せつけ、その証言にある一言一言が、現代に生きる戦争を知らない世代に重くのしかかる。戦争はゲームの画面でもなければ映画の中の話でも無い。そこに現実に存在していた事実であった。 本書を読んで嫌というほど目の当たりにするのは、全体主義に陥り、一億総火の玉になった時代の一般市民における被害の大きさや悲しさ、加えて始まってしまった後の戦争とは、悲しみや恐怖が憎しみに変わり、行き着く果ては狂気になる事である。アメリカのジョージ・マーシャルは戦後有名なヨーロッパ復興策「マーシャル・プラン」でノーベル平和賞をもらう様な人物だが、ダウンフォール作戦を推進し、尚且つ世界的にも非人道的兵器として使用が禁止された(アメリカは条約に批准してない)毒ガス兵器までも戦術に組み込もうとしていた。マーシャルにとっては沖縄戦や硫黄島での日本人の戦い方、最後の1人まで果敢に命を惜しまず突撃する姿はモンスターの様に映ったに違いない。正に日本人は殲滅しない限り戦いをやめない人種として認識された。運良く日本が原子爆弾2発によりポツダム宣言受諾に至ったから作戦実行予定日の11月前に終戦、作戦は未実行に終わる。マーシャルの頭の中には、既に一般市民を殺害してでも、アメリカの被害を減らし、トータルでの死傷者を減らすという単純なコスト計算しかない。戦争はそうやって人を狂わせていく。未だアメリカでは原爆を肯定する意見が多数を占めると思われるが、その様な考え方が本心であるかは疑問だ。当事者では無い人間が深く考えずに言っている意見としか思えない。 本書はNHKのディレクターが限られた時間と予算の中でコロナ禍の困難な状況を乗り越えながら集めた情報で構成される。さすが映像前提で作られているため、新書の文面になっても文章から映像が鮮明に浮かび上がってくる。文章や写真から非常に読みやすく、目頭を熱くするシーンも多く登場する。我々が経験したことのない戦争の悲惨さ、罪深さ、人を狂気に変えるプロセス、失って戻せない深い悲しみ、そして戦争に対する数々の疑問など、僅か250頁に満たない書籍ではあるが、読み方によっては映像より更に濃厚に頭に染みつくものとなる。
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本土決戦思想→国民義勇軍(国民総皆兵)→日本には一般市民はいない →無差別攻撃 以前に読んだ「僕は少年ゲリラ兵だった:陸軍中野学校が作った沖縄秘密部隊」の感想に同じ。遅かったが、8月15日に戦争を止めて良かったと思う。その一方、サイパン陥落の時点で止めていればとも思わざるを得な...
本土決戦思想→国民義勇軍(国民総皆兵)→日本には一般市民はいない →無差別攻撃 以前に読んだ「僕は少年ゲリラ兵だった:陸軍中野学校が作った沖縄秘密部隊」の感想に同じ。遅かったが、8月15日に戦争を止めて良かったと思う。その一方、サイパン陥落の時点で止めていればとも思わざるを得ない。
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