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まんが 南の島フィジーの脱力幸福論
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | いろは出版 |
発売年月日 | 2021/08/01 |
JAN | 9784866072074 |
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商品レビュー
4.8
6件のお客様レビュー
育休移住を検討しており、フィジーのことを知りたくて読んだ。 沢山の人と共有することに幸せを見出す。今、どう過ごすかを大切にする。自分にも他人にも責任を求めない、失敗を許せる。 いずれも日本にはない文化で、子供達に触れさせたいと強く感じた。 あと、海外旅行するときにずっと悩んでい...
育休移住を検討しており、フィジーのことを知りたくて読んだ。 沢山の人と共有することに幸せを見出す。今、どう過ごすかを大切にする。自分にも他人にも責任を求めない、失敗を許せる。 いずれも日本にはない文化で、子供達に触れさせたいと強く感じた。 あと、海外旅行するときにずっと悩んでいた物乞いに対する姿勢の答えを得た。私はずっと、なんでもいいから物や労働の対価としてしか金銭を渡したくないと思っていたし、物乞いに対してもそう伝えてきた。でもそれも恵まれた環境で育ってきた私の価値観の押し売りでしかないなとも薄々感じていた。でもこの本に書いてあった考え、don't judge,just give。会ってすぐにその人のことを判断できるわけない、物乞いするほど困っているのたから、ただただ与えるだけでいい。という考えに衝撃を受けた。全くその通りだと思ったし、今までの迷いは無くなった。これからは実践していく。
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電車の中だというのに、普通に泣いてしまった。 人生に疲れた時は何度でも読み返そうと思う。 読書会で紹介されて興味を持って読んだ本。 元々のフィジーという国の知識は、 ・南国 ・インドからの移民が多い、現地民と対立している ・なんでもシェアする文化があり個人の財産がほぼない ・観...
電車の中だというのに、普通に泣いてしまった。 人生に疲れた時は何度でも読み返そうと思う。 読書会で紹介されて興味を持って読んだ本。 元々のフィジーという国の知識は、 ・南国 ・インドからの移民が多い、現地民と対立している ・なんでもシェアする文化があり個人の財産がほぼない ・観光業で成り立っている ・しかしフィジー人はビジネスが上手くないので、国としてはお金持ちではない くらいだった。 ややネガティブ寄りなイメージ… でも、180度変わった。 なんでもシェアする文化、というのは、幸せや成功も、苦労でもなんだってシェアする、つまり良いことは自分事として喜び、困難なことは助け合うという文化なのだ。 いつだか、私は「足るを知ること」と「自己成長させること」は矛盾するんじゃないかと考えたことがある。 自分が十分に幸せだと感じていれば、もっと何かを良くしようって気持ちは薄まってしまうから、自分を成長させたいなら、現状で満足してはいけないんじゃないか。 私の中にある2つの価値観が矛盾していて、モヤモヤしていた。 結論はずっと出ないままだったけど、この本でフィジーの価値観に触れて、やっぱそうだよなと思った。 過去や未来に囚われず、今を大事にして楽しく生きるフィジー人は、同じ失敗を何度も繰り返すのだそう。 でも、失敗も笑って受け流す。 自分に寛容だけど、他人にも寛容。だから、ずっと自分に寛容でいられる。 さすがに約束を平気ですっぽかしたり、無断欠勤したまま連絡取れないのが普通に起こる文化は日本人からしたらストレスだろうが、フィジーでは許されてしまうのだ。 (とりあえず私の中にある矛盾はそれでいいとして、両者の比率を調整することで上手く生きてこうと結論づけた) 京都議定書をいちばん初めに承認した国はフィジーだという。 彼らのシェアする文化は、地球の資源にも及ぶ。 私はなんて偽善者なんだろうと思った。 国家って、自国の国民や土地を守るためにある。 外国からの移民に排他的なのは、自国を守るためなのだからある意味仕方がない。そう思ってた。 でもフィジーの人はそう考えない。 地球温暖化で海に沈んでしまうというツバルやキリバスといった国の人々を受け入れると表明している。 自分さえ良ければ他人はどうなってもいい なんて考える人は、個人としてみたら少数派だと思う。 なのに、社会という単位でみると、そうじゃない。 既得権益なんてクソ喰らえと思いながらも、それにあやかって快適な暮らしをしている自分は愚かだ。 まだまだ衝撃だったことがある。 健康に対する考え方。 病気になっても誰かが助けてくれる。だから老人ホームにフィジー人はいないという。 地域で助け合うって本当に大事だと思う。 訪問看護の仕事をしていて、すごくそれを感じている。 どんなに私たちが頑張って医療や介護リハビリ等を提供しても、その地域レベルでの助け合いという水準が低ければ、おうちで楽しく幸せに暮らすことは難しい。 日本は元々村社会で、近所で助け合う文化があった。 戦後、核家族が増え、資本主義の中で経済成長していったためか、個人主義や自己責任という考え方にシフトしていった。 フィジー人のように暮らせという極論を言うつもりは全くなくて、今の日本社会に、少しでも無償で助け合うっていうゆとりがまた生まれたら、もっと幸福度があがるんじゃないのかな、とは思う。
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ライフハッカーというVoicyの番組で紹介されていて、読んでみたら、大変面白かった。 フィジーの様子が描かれており、自分の価値観が全てではなく、悩みが小さいものに思えて、元気になれる。 若いうちに留学すれば、面白かったのではないかと思った。 おのののかが著者の学校に留学した経験が...
ライフハッカーというVoicyの番組で紹介されていて、読んでみたら、大変面白かった。 フィジーの様子が描かれており、自分の価値観が全てではなく、悩みが小さいものに思えて、元気になれる。 若いうちに留学すれば、面白かったのではないかと思った。 おのののかが著者の学校に留学した経験があり、対談している内容も面白い。
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