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逆説の日本史(26) 明治激闘編 日露戦争と日比谷焼打の謎
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2021/07/30 |
JAN | 9784093801195 |
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逆説の日本史(26)
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
本編の半分は日露戦争の経過が、半分は日露戦争がその後の日本に与えた影響について記述されていた。 自分は坂の上の雲の大ファンであるが、日露戦争は日本史の重大なターニングポイントの一つであるばかりか、有色人種が白色人種に初めて勝利した事例として、世界史に与えた影響もかなり大きいと...
本編の半分は日露戦争の経過が、半分は日露戦争がその後の日本に与えた影響について記述されていた。 自分は坂の上の雲の大ファンであるが、日露戦争は日本史の重大なターニングポイントの一つであるばかりか、有色人種が白色人種に初めて勝利した事例として、世界史に与えた影響もかなり大きいと思われる。そのため日露戦争だけで2、3冊にして記述してもいいと思うが、期待に反して記述が薄かったように思った。 しかし具体的な戦争経過と同じ分量で、日露戦争がその後の歴史に与えた影響が記述されており、著者の通史で歴史を見るということの必要性を感じられた。
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私の中で,手薄になっていた日本近現代史ですが,日露戦争も,このように説明していただけると,流れがよくわかって,理解しやすいです。 何故,日本は戦争に突き進んで行ったのか,二度と同じ轍を踏まないためにも,歴史を学ぶことは重要だと改めて認識しました。 次巻以降も楽しみです。
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高校生の春休みに「坂の上の雲」を読み耽った。その40数年の感想が完膚なまでに叩きのめされた。乃木大将は愚将でなく、敵陣の要塞を攻め、203高地を攻め取ったのは、乃木さんの指揮によるもの。司馬遼太郎が見誤ったのは、軍略は参謀本部のエリートが出来ることと云う立場で書かれた参謀本部の人...
高校生の春休みに「坂の上の雲」を読み耽った。その40数年の感想が完膚なまでに叩きのめされた。乃木大将は愚将でなく、敵陣の要塞を攻め、203高地を攻め取ったのは、乃木さんの指揮によるもの。司馬遼太郎が見誤ったのは、軍略は参謀本部のエリートが出来ることと云う立場で書かれた参謀本部の人間の資料を信じたからとのこと。唖然としますなあ。 バルチック艦隊を撃破した日本海海戦の丁字戦法も反論を新聞で読んだことあるけど、勝ったばかりの海戦の戦術を明らかにする訳がないという論は納得。そりゃそうだ。 脚気に関する陸軍軍医総監、森林太郎の大罪。これも近年、云われていることだけど、本書の内容には驚き。海軍では対策で麦飯を奨励し、炭鉱など世間でも成果が出ているのに、頑迷に認めず、立場が悪くなると「臨時脚気病調査会」を起こし曖昧に時間切れを図る。参謀本部と同じバカエリート病患者、鴎外のためにどれだけの人が死んだんだろう。 鈴木梅太郎博士は理研の合成酒の人と思っていたが、ビタミン発見にも功績があったんだ。今回のチョッとの発見。 日比谷焼き討ち事件では舌鋒鋭くマスコミ批判が繰り広げられる。これ以上の戦争継続が無理な事は新聞には判っていた筈なのに、部数獲得のためアオリを繰り返した。 死者の犠牲に対し、賠償金や領土獲得がないことを不服とするのは、命を金に換えているという批判には首肯する。その後の満州の利権に執着する世論は、英霊の死を無駄にしてはならない「怨霊信仰」とするのは逆説の日本史ならではの論証。第二次大戦後は多くの犠牲の上に獲得した平和憲法だからと、憲法の矛盾も無視し、護憲を固辞する心象も同じ病理とする。 「それでも日本人は戦争を選んだ」でも日比谷焼き討ち事件のことはページを割いていたな。マスコミが日本人の怨霊信仰に火をつけ、破滅に向かって暴走し始めたということか。そう思うと軍部の金モール組の暴走というより、マスコミに戦争責任があるよな。 このシリーズもこの後は暗澹とする時代が続くが、読み続けようと思う。
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