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袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる 宝島社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2021/08/05 |
JAN | 9784299019240 |
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袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
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ミステリーチャンネル、クローズドサークル小説のおすすめ20選から。 呪いによって事件現場に遭遇すると事件現場が強制的にクローズドサークルになってしまうという特殊設定のクローズドサークルもの。 設定が奇抜で面白く、けれどサクッとライトに読めて楽しめるのでとても良かった。 平凡な主人公であるふくろうくんと頭脳明晰容姿端麗、ミステリアスでとっつきにくい時任さんのバディも凹凸に見えて噛み合っていて個人的にすごく好き! 最後の展開で衝撃を受け、時系列確認のために何度もそれまでのストーリーを振り返った。ファースト、セカンド、サードの題に完全に騙された!うわーすごい!と読み終わってから大興奮。 最後に明かされる時任さんに関してすっかり騙されていたので最終話を読むまでは星3かな〜と思っていた評価も爆上がりしました。 またこのバディの続きも見守りたいです。今度は学園外で事件に巻き込まれる続編とか出ないかな……!
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「殺人事件の現場に入ると強制的にクローズドサークルになる」という呪いがかかってしまった主人公と女子高生探偵が事件を解決する特殊設定ミステリー。「クローズドサークルの盲点を狙った事件」や「クローズドサークルで起こった事件の犯行時刻を誤認させることを目的とした事件」などどの事件をとってもバラエティに富んでいて面白かった。最終章の仕掛けにはびっくりした。それにしても別所が身勝手すぎる…まさしく「吐き気を催す邪悪(少しオーバー?)」だった。
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事件が起きた場に居合わせると、その空間が強制的にクローズドサークルになってしまう呪いを持つ男子高校生・袋小路鍵人。 扉は開かず、窓ガラスは割れなくなり、携帯電話は圏外に。呪いを解除するには事件の真相を究明せねばならず……。クールでミステリアス、それでいて成績優秀だが表情が乏しい美少女・時任さんと共に、鍵人は自身の呪いを解除するため事件解決を繰り返していく。 クローズドサークルモノは如何にしてその状況を作り出すのかがキモになってくるものだが、事件発生時にその場にいると現場がクローズドサークルになってしまうという主人公の性質上、この作品ではどんな事件もクローズドサークルモノとして扱うことができ、非常にユニークな設定だと感じた。 全5章からなり、基本的に1章ごとにひとつの事件が解決していく本作だが、最後の話ではまさかの展開が。散りばめられていた伏線に、もう一度読みたくなってしまうこと間違いなし。 本当にクローズドサークルの中に入ってしまったのは鍵人ではなく、我々読者だったのかもしれない。
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