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共感という病 いきすぎた同調圧力とどう向き合うべきか?
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | かんき出版 |
発売年月日 | 2021/07/16 |
JAN | 9784761275600 |
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共感という病
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共感という病
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商品レビュー
3.7
14件のお客様レビュー
共感には負の面がある。とSNSで言うと心当たりのある人は多いのではないか。そして私はこの本に全面的に共感してない。でも同意したい点は多々ある。こんなスタンスを何事にも幅広く持ってくれると嬉しいけど、この意見こそ共感されなくて構わないのだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これを読もうと思ったのは、 数か月前から起こっていた性加害のニュースを見て。 私はKinKiKidsのファンなのですが、 とても心が痛くて辛い数か月でした。苦笑 SNSを開けば罵詈雑言の嵐で、 人を傷つけるだけの鋭い言葉や それぞれの立場からの 憎悪、悪意が見えるような数十文字の言葉たちが。 見てるだけで苦しくなって 落ち込むのはわかっているけれど、 見るのをやめられなかったり、目を逸らせなかったり。 そこで積読の中から本書を手に取りました。 タイトル通り、 誰かの言葉や空気が 人を煽動する力について 永井さんの考えを聞きたくなりました。 結果、付箋だらけの一冊に。苦笑 (私は本に直接書き込むのが好きではないんです) 「認知的共感」と「情動的共感」。 被害者の代わりにという大義名分。 不特定多数でボコボコにするのはリンチと同じでただただ恐ろしい。 気に入らない相手はひたすら叩いて連帯していくことは、対立と分断を招く。 ソマリアで支援活動を行い、 日々、人命や自身の生命について 向き合っている人の言葉だと思うと、 問題や課題の大きさは違っても、 人間の考えや行動は一緒なんだなと改めて思わされました。 行き過ぎた強い共感は、 新たな対立と分断を生みだす。 本書を読んで、 私もこの数か月ずっと考えてました。 SNSでの強烈な言葉や 共感を迫られることへのストレス、 世界中で勃発する紛争や選考。 感情も大切だけど、 理性とのバランスが大切。 私自身が揺れがちなので、 たまにパラパラと本書を読み返したいと思います。
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