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もう一度カウンセリング入門 心理臨床の「あたりまえ」を再考する
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もう一度カウンセリング入門 心理臨床の「あたりまえ」を再考する

国重浩一(著者)

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もう一度カウンセリング入門 心理臨床の「あたりまえ」を再考する

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本評論社
発売年月日 2021/07/14
JAN 9784535564060

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • カウンセリング再考
  • ナラティヴセラピー
  • 聴く重要性
  • 理論と実践の架け橋
  • 支援のあり方探求
  • 臨床感覚の理解
  • 問題解決以上の視点
  • 読者の思索促進
  • 平易な理論解説
  • 再入門書の魅力

カウンセリングの本質を再考する内容で、特にナラティヴ・セラピーの視点から"聴くこと"の重要性が深く掘り下げられています。著者は理論を実践に活かすための羅針盤として位置付けており、技法だけでなく臨床感覚についても言及しています。読者は、理論と実践の間での思索を促され、個々の支援のあり方を考えるきっかけを得ることができます。また、難解な理論が身近に感じられるように説明されており、平易な文章ながらも根本的な問いを提示しています。全体として、カウンセリングの理解を深めるための再入門書としての価値があり、何度も読み返したくなる魅力があります。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2022/07/25

“聴くこと”を生業としようとしている身として, これからも何度もここに立ち戻って, 再考し続けたいと感じた。 ――― タイトルからして,カウンセリングの入門書のようなものかと思っていたのだが。 著者はナラティヴ・セラピーの専門家であり,ナラティヴの理論をツールとして,“聴く...

“聴くこと”を生業としようとしている身として, これからも何度もここに立ち戻って, 再考し続けたいと感じた。 ――― タイトルからして,カウンセリングの入門書のようなものかと思っていたのだが。 著者はナラティヴ・セラピーの専門家であり,ナラティヴの理論をツールとして,“聴くこと”が再考されている。 正直,ナラティヴの観点から…というのは想定しておらず,偏った理解になるのは嫌だな…と警戒しつつ,さらっと目を通すつもりでいたのだが。 全く心配の余地はなかった。 技法以前の臨床感覚について言及されていて,教科書的な事柄を臨床感覚から(ときに懐疑的に)見直す内容であった。 ――― P178  カールソンらによれば,心理療法における理論とは,「心理療法家が実践の大海に乗り出す際に舵取りをする羅針盤となるもの」である。 P184  …理論を学ぶことの大切さ…そのやり方がどこからきたかを理解するとき,肝心な点は,理論が目指すところにどのようにたどりつくかということになる。つまり、一人ひとりに工夫の余地があるのだ…やり方とは到達のための一つの手段であることが理解できる。ほかの到達手段があってもいい,ということを感じられるようになるのだ。  私が信頼できると感じる実践家や理論家には,著書のなかで自身のやり方がすべてであると述べるような傲慢さはない。 P192  ものごとを解釈するとき,さまざまな視点や理解の枠組みがある…どの解釈が正解で,その解釈が間違っているということではない。それでもここで,対人支援を生業とする私たちにとって大切な問いがある。それは,どの理解の枠組みが,困難に陥っている人々に,そして私たち自身に,回復は可能であるという期待を抱かせてくれるのだろうか,ということである。  ある理解の枠組みはもっともらしい解釈を与えてくれはするものの,可能性ではなく希望のなさを痛感させてしまう場合もある。私たちは,希望や可能性を抱かせてくれる理論を頼りに,臨床に取り組む必要があるのである。

Posted by ブクログ

2021/07/20

著者のワークショップで、すこし「理論」から離れて、ときおり個人的な「思い」として、話されていたことがまとまったような感じ。 ナラティヴ・セラピーの難しい理論やハードルの高そうな実践についての話しのなかで、こうした「思い」は、ちょっとしたオアシスのようで、好きな時間であった。 ...

著者のワークショップで、すこし「理論」から離れて、ときおり個人的な「思い」として、話されていたことがまとまったような感じ。 ナラティヴ・セラピーの難しい理論やハードルの高そうな実践についての話しのなかで、こうした「思い」は、ちょっとしたオアシスのようで、好きな時間であった。 そういう素敵な時間がぎゅっと集まった「ベスト・ヒッツ」みたいな本かな? だが、こうして、「カウンセリング入門」というタイトルのもとに、まとまってみると、それらの「思い」をあつめたエッセイ集以上の一つの言説の流れが浮かび上がってくる。 内容は、言うまでもなく「ナラティヴ・セラピー」という視点からみた「カウンセリング入門」なのだが、著者は、「ナラティヴセラピーのほうが優れているんだ」とか、「ナラティヴ・セラピーを学ぶべき」という立ち位置にはいない。 あらためて「カウンセリング」というものを考えてみると、こういう視点はどんな支援のあり方であれ大事なんじゃない?という投げかけ。 ナラティヴ・セラピーの背景には、ポスト構造主義をはじめ難解な思想があり、私たちが当たり前と考えているものと全く違う現実解釈があるわけだが、この本で述べられていることは、たしかに私たちの日常的な考えとは違うのだが、説明を読むと、まったく当たり前と思えるものになっている。 ナラティブ・セラピーに惹かれつつも、あまりにも高度なスキルにたじろいでしまいがちなのだけど、この本は、それぞれの自分なりの実践のなかにおいて、取り入れられることをとりいれるというか、無自覚に標準化されたスキルを使うのではなく、それがほんとに相手に役に立っているのか、ということを考える視点を持つことが大切ということを伝えているように思う。 「入門書」だと思って、すらっと読めるだろうと読み始め、実際、文章もとても平易なのだけど、内容はかなり根本的(radical)なもので、しっかりと読む必要があり、読了に数日を要した。 これは、わかりやすいのだけど、決して「入門書」ではないな。なんらかのメソッドを学んだことのある人むけの「再入門書」ですね。

Posted by ブクログ

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