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オイモはときどきいなくなる
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2021/07/09 |
JAN | 9784834086232 |
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オイモはときどきいなくなる
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
小学3年生のモモヨちゃん目線の、犬のオイモや姉のみどり、ご近所のレオンさんとのやりとりや、何気ない日常が描かれている。 描かれている、というにふさわしく、挿し絵がたくさん描かれていて、水彩画のような素朴な絵が文章に合っていてとても素敵。 モモヨちゃんの世界は、見ている景色をそのま...
小学3年生のモモヨちゃん目線の、犬のオイモや姉のみどり、ご近所のレオンさんとのやりとりや、何気ない日常が描かれている。 描かれている、というにふさわしく、挿し絵がたくさん描かれていて、水彩画のような素朴な絵が文章に合っていてとても素敵。 モモヨちゃんの世界は、見ている景色をそのまま言葉にのせているところが、読んでいて楽しい。時系列も定まっていないようで、どこか不思議な感覚にもなれる。
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信頼できる店主さんのおすすめで読みました。 児童文学は子どもの時以来で、なんとも懐かしい気持ちになりました。不思議な暖かい世界観でフワフワしているものの、その曖昧さが小学生の感覚なのかなと遠い記憶を思い出しながら読み進めました。 時間が緩慢で永遠のように感じるのにたった数年の子ど...
信頼できる店主さんのおすすめで読みました。 児童文学は子どもの時以来で、なんとも懐かしい気持ちになりました。不思議な暖かい世界観でフワフワしているものの、その曖昧さが小学生の感覚なのかなと遠い記憶を思い出しながら読み進めました。 時間が緩慢で永遠のように感じるのにたった数年の子ども時代。でもこの頃感じたことがずっと自分のどこかに残っていることを大人になって気付きます。 モモヨはいい大人に囲まれていますね。 挿絵の色彩が、タッチがとても素敵で文章にぴったりでした。 また読み返してみようと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本のサイズ感、表紙の絵、中表紙のオイモ、文と挿絵の構成、モモヨの語り。なんかどれも良かった。 途中、救急車のサイレンが聞こえ、雨の中うら山の階段の上の庭に行く件で、レオンさんはもうこの世にいないのでは?という意識が湧き起こるけど、モモヨの語りは相変わらずで、死を感じさせない。 オイモについても、だんだん年老いていく描写は寂しくはあるけど、それも愛らしく表現されていて、泣きそうで泣かない絶妙なところ。 死ぬということは「ときどきいなくなる」ことのひとつなのでは、と思わせてくれる。 絵は『つみきのいえ』の加藤久仁生さん。装丁は祖父江慎さんと藤井瑶さん(コズフィッシュ)。
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