- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
ele-king(vol.27) ele-king books
定価 ¥1,650
990円 定価より660円(40%)おトク
獲得ポイント9P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
12/27(金)~1/1(水)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | Pヴァイン/日販アイ・ピー・エス |
発売年月日 | 2021/07/06 |
JAN | 9784909483980 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
12/27(金)~1/1(水)
- 書籍
- 書籍
ele-king(vol.27)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ele-king(vol.27)
¥990
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
0
2件のお客様レビュー
「 考えるべきは、なぜある対象がリアルかどうか問われなければならないのかということだ。理由は明快で、そこにほんの少し、リアルでないものが混じっているからにほかならない。だって、だれがどう見ても明らかに「ああ、こりゃリアルだ」と納得できるものであるなら、わざわざリアルかどうか議論す...
「 考えるべきは、なぜある対象がリアルかどうか問われなければならないのかということだ。理由は明快で、そこにほんの少し、リアルでないものが混じっているからにほかならない。だって、だれがどう見ても明らかに「ああ、こりゃリアルだ」と納得できるものであるなら、わざわざリアルかどうか議論する必要なんてないのだから。たいせつなのは、その「ほんの少し」について考えてみること。」(小林拓音 リアルとフィクションのはざまで─Kamui『YC2』を聴いて考えたこと)
Posted by
日本のヒップホップ特集で表紙がISSUGIなら読むしかないということで読んだ。自分の好きなヒップホップが何なのか?改めて考えられるような1冊になっていてオモシロかった。(「日本ラップ」という表現には馴染めないけども) 自分自身は日本のヒップホップをどちらかといえば「文脈魔(©...
日本のヒップホップ特集で表紙がISSUGIなら読むしかないということで読んだ。自分の好きなヒップホップが何なのか?改めて考えられるような1冊になっていてオモシロかった。(「日本ラップ」という表現には馴染めないけども) 自分自身は日本のヒップホップをどちらかといえば「文脈魔(©︎R指定)」的な楽しみ方をしていて、音の魅力はやはりUS(最近では韓国)にどうしても惹かれる。その中でもやはり異質なのはISSUGIを中心としたDogearr周りのサウンド。彼らが出てきた頃は90sオマージュの1つの表現だったけど、それを15年近く貫き通した結果、日本独自のブーンバップのサウンドができあがってきた。さらにここ数年はリリックの円熟味が加速度的に増しており無双だなと個人的には思っている。そんな中でのインタビューでパンチライン連発で痺れまくり…自分のこと信じてやり抜いた人だからこそ見えるビューがあるのだなと思った。細分化が毎年のように進む中でこのラインが一番芯を食ってた。 ヒップホップはかっこいいか、ダサいかのふたつしかないんで。 ついこねくり回してベラベラ語ってしまう病気に罹患している身からすると恥ずかしい。話はもっとシンプルだったことを思い出させてくれる、そんなラッパーISSUGI。これからも付いていきます!と言いたくなった。 今回の特集はサウンド面からのアプローチが多くて、歌詞の意味やアルバムのテーマについてそこまで深堀りしないという今までの日本のヒップホップ特集では見かけないタイプなのが読みどころ。ralph&Double Clapperz、Seihoあたりのインタビューはサウンドとラップの在り方に着眼してて、いわゆる「村」のインタビューなら絶対言及されないだろう話があってオモシロかった。特にSeihoの後半の話が攻めに攻めていて、ネットでわちゃわちゃなりそうな大胆な議論だったので好事家の方は読んで考えてみるのがオススメ。 インタビュー以外はコラムとディスクレビューとなっていて、これからヒップホップを聞きたい人にはうってつけな仕上がり。(QRコードが貼ってあって時代を感じた)そして、もう1つ今回の特集が偉大なのは書き手が新鮮な面々であること。もう見飽きたぜ!っていうくらい同じ人たちに牛耳られている世界だけど、こういうトライがあってこそより評論文化は豊かになると思うし、それに呼応する作品が生まれてくるはず。好きだったのは吉田雅文、荘子itのコラム。吉田雅文が特定のビートメイカーたちを「音響をディグする」という観点で捉え直しているのが最高に刺激的だし、荘子itは完全に菊地成孔のフローなので、その1点で好きになった。 このカルチャーが大好きで15年近く狂ったように聞き続けているけど未だ飽きないし、これからがますます楽しみなのでシンプルにかっこいいラッパーがたくさん出てくる未来を期待している。
Posted by