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ワーケーションの教科書 創造性と生産性を最大化する「新しい働き方」
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/07/02 |
JAN | 9784046052124 |
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ワーケーションの教科書
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ワーケーションの教科書と題して、そもそもの定義、理論的な整理から事例まで紹介されている本。 そうはいっても自分には無理だと思ってしまう人には向いてないタイプの書籍です。 今回、頭の整理になったのは以下の通り。 ・在宅ワークとワーケーションのハードルの違いに意識的なると何かしらの導入ヒントがありそう。 ・ワーケーションを成立させるためのコツは、仕事と生活の切れ目をなくすこと。仕事は何も現業だけには限らない。日常の活動を価値あるものへと再評価できるか。 ・非同期連携とテキストベースのコミュニケーションをビジネスツールとして使いこなすことが大前提。 ・リモートワーク適地のポイントは➀都市と観光地に対する交通利便性と➁弱いつながりによる情報収集 ・上記の活動の拠点となるようなコミュニティプレイスをどのようにまちなかにちりばめられるか。空間と仕組み双方からのアプローチとして。 ・日本のようなインフラや防犯安全サービスが高度に整っている都市ではスマートシティの導入メリットに対する対価の意識が低い。この基盤を世界一の流動可能性を秘めた都市の魅力としてとらえなおした時、ワーケーションというプログラムの相性はよさそうである。 ・空家の問題はワーケーションで一足飛びには解決しないが、まちなか住宅需要と供給のミスマッチに対する部分的段階的なアプローチのきっかけにはなるかもしれない。
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自分もワーケーションなんて生き方できたらなぁ…そんな思いから何気なく手に取って読んだ本。 コロナ前からそんな働き方ができたらいいなとは思っていたが、コロナにより、それがかなり現実の選択肢の一つにもなったようだ。 毎日殺伐とした満員電車に乗って、息の詰まる職場で夜遅くまで業務を「こ...
自分もワーケーションなんて生き方できたらなぁ…そんな思いから何気なく手に取って読んだ本。 コロナ前からそんな働き方ができたらいいなとは思っていたが、コロナにより、それがかなり現実の選択肢の一つにもなったようだ。 毎日殺伐とした満員電車に乗って、息の詰まる職場で夜遅くまで業務を「こなし」、くたくたになっている日々の中で、創造性が発揮されにくいのは、感覚としてよくわかる。そんななか、ワーケーションは新たな価値を生み出す創造性のカギに成りうるようだ。言われているように地方振興にもつながると思うし、何よりも人生により自由が得られる気がする。 いいなぁ、こんな働き方。 自分も働き方を自分でデザインしたい…。 複数の仕事でバランスよくポートフォリオを組む…か。そうしたいなぁ。 ちなみに、仕事は単に生活の糧を得る手段ではなく、身体的・精神的健康や自己実現を感じる手段として重要な意味を持っている、との一文があった。これらを満たしている人はどれほどいるかなぁ…。
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ワーケーションって結局何なの?有給取ったら良くない?と、いくら考えてもメリットがわからなかったので手に取りました。 読んだ感想としては、うーん、言いたいことはわかったけど、やっぱり難しそう、という感じです。 コンサル、企画職のような、人たちには取り入れやすいのかもしれません。 ...
ワーケーションって結局何なの?有給取ったら良くない?と、いくら考えてもメリットがわからなかったので手に取りました。 読んだ感想としては、うーん、言いたいことはわかったけど、やっぱり難しそう、という感じです。 コンサル、企画職のような、人たちには取り入れやすいのかもしれません。 リモート企業としてのツールの使い方については、勉強になりました。 確かにチャットは便利だけど、仕事の妨げになることもしばしばあると感じています。 Work from anywhere という考え方は、場所だけでなく時間の制約も取り払われることも含まれるとのこと。 子育て世帯にとっては、時短勤務だけでなく、朝早くから働いて中抜けして夜も働いてと言うやり方ができたら働きやすくなりそうだと感じました。 以下、内容のまとめです。 ----- この本ではワーケーションの定義を 「非日常の場に、勤務時間中に、自発的に滞在して仕事・余暇をすごすこと」としている。 研究者の多くが、「個人の発想や創造性は、その人の移動距離に比例するメールする」と述べている。 そこで、ワーケーションは、クリエイティビティを発揮するための重要なカギとなる。 ワーケーションは、休暇と仕事を混在させた時間を意識的に作り出すことでクリエイティビティを引き出す「仕掛け」である。 リモート企業として成功するためには、非同期のライティング文化に移行する必要がある。 図表を中心とした資料は、見る人によってギャップが生じやすい。書面でのやりとりを大事にすることで、タイムゾーンの異なる人々とコラボレーションできる。 チャットのような口語形式中心の社内コミニケーションを文書形式中心のものに変えることで、私たちの仕事をリアルタイムかつ相互に妨げる機会を減らすことが可能となる リモートワークにより、孤独を感じることがデメリットとなる。 そこで、ワーケーションと言う非日常の場所での仕事をビジネスプロセスの中に意識的に組み込むことで、社員との新しい関係性を構築する。会社に依存させない。 会社は、労務管理を時間ではなくタスクで管理するように移行すべき。 評価については、組織の枠を超えた360度+顧客からの評価に基づくシステムを採用すべき。 バケーション先で、暮らすように仕事をすることで、地域貢献にも寄与することができる。 新しいニーズを充足したり、スキルを活かして仕事を行うことが可能になる。 ビジネスのオンライン化が進んでいくと、自分の思考とは異なる情報へのアクセスが難しくなる。セレンディピティーが生まれにくくなる。ワーケーションはこれを促す仕掛けを作ることが重要。 宿泊を伴わない、都市型ワーケーションはセレンディピティーを誘発すると言う観点においては、有効な働き方。
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