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ユリイカ 詩と批評(令和3年7月臨時増刊号) 総特集 安野光雅 1926-2020
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2021/06/29 |
JAN | 9784791704026 |
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ユリイカ 詩と批評(令和3年7月臨時増刊号)
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分厚い一冊まるごと安野光雅総特集。 ゆかりの出版社は数あれど、それぞれの雑誌で追悼の特集や記事はあったけれど、ここはやはり老舗ユリイカの出番だった。 思えば、21世紀に入ってからの安野さんはいっしょに仕事をした仲間を次から次へと見送ってきた。晩年のムック本に間に合った人も幾人か...
分厚い一冊まるごと安野光雅総特集。 ゆかりの出版社は数あれど、それぞれの雑誌で追悼の特集や記事はあったけれど、ここはやはり老舗ユリイカの出番だった。 思えば、21世紀に入ってからの安野さんはいっしょに仕事をした仲間を次から次へと見送ってきた。晩年のムック本に間に合った人も幾人かはいたけれど、いざ安野さんが亡くなられたときに、先に亡くなった人びとからの追悼文は到底望めないから、さびしいだろうと案じていた。それなのに、この追悼特集号の分厚さはなんだろう。この本にかぎらず追悼文に目を通すたびに、有名無名問わぬ多くのひとが安野さんと個人的な親交を結び、傾倒し深く読み解き、それぞれに気さくな再会などのあたたかい思い出をもっていることにおどろかされる。旅先から、いったいどれだけの人に葉書を送っていたのだろう。電話番号リストにはどれだけの名前が登録されていたのだろう。 そして、わたし自身も一枚の愛読者カードをきっかけに、そういうたくさんの人々に混じって、つねに対等にお相手いただいていたことに改めておどろく。 実はここ十年ほどのエッセイ集などは、手に入れても読めずにいたものも多く、いまはこの特集号よりまずは安野さんの残された作品を見たり読んだりするのが優先なのだけれど、追々じっくりと安野さん愛をわかちあっていきたい。
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