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働くことの人類学 活字版 仕事と自由をめぐる8つの対話
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働くことの人類学 活字版 仕事と自由をめぐる8つの対話

松村圭一郎(編者), コクヨ野外学習センター(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 黒鳥社/トランスビュー
発売年月日 2021/06/29
JAN 9784991126062

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商品レビュー

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2024/01/12

なんか別の地域の人を知ることで新しい知見を得るというよりは、昔のステレオタイプの日本人はそういう考え方してるのかという方が私にはなるほどねーって感じる部分が少なくなかった おま環の思い込みが激しい人が学ぶほど、コントラストがくっきり浮かび上がってていいのかもしれない あと向こうか...

なんか別の地域の人を知ることで新しい知見を得るというよりは、昔のステレオタイプの日本人はそういう考え方してるのかという方が私にはなるほどねーって感じる部分が少なくなかった おま環の思い込みが激しい人が学ぶほど、コントラストがくっきり浮かび上がってていいのかもしれない あと向こうから見る日本も参考になる 巻頭対談には共感 葬式とか親族とかのほうが公って感覚ちょっとわかるなぁ なんでもしみんながそうなっちゃったらみたいな100-0思考が生まれるんだろう?という風に思ってたけど、そうじゃなくて、新しいことが来たら古いことはやめるものだという思考があるんだなと知った ブッシュマンのほうに結構共感するな、日本人だけど。 私たちって日本人の意見だとくくらないでほしいわwこれが数年前の本だとはw それでもそんな人たちがここまで考え方を改めざるをえなくなっていると考えれば、すごいことだし希望が生まれる ページ数が下部の内側にあるの気持ち悪いw 空気や水がないと生きていけないことに、ばかみたいな話という前置きがつくことが不思議だ AIやロボットをハードウェアやプログラムと考えたうえで人間に類似した存在って見なす感覚が全くわからなかった AIやロボをハードウェアやプログラムと見ていないとか、人間の活動の一部分だけを切り取って見てるのだとか、そういうのはわかるし、ドラえもんが実際にいるのならわからなくはないけど AIと人類学以降は知らない歴史もあったりして考えさせられました レシピが変わったことなんてほとんど忘れて意識していないと言うけど、こっちはレシピがエッセイのようなものだったことを見たことないから知らないわけで、やっぱり記録を残すことって大事だなって思う。今ある文化は歴史の積み重ねだっていう 家庭料理で裏ごししたい人はしてるから自由じゃないの?選ぶべきって言い方が不自由にさせてるだけで、丁寧に料理を作るもよし、めんどくさいなら省略するもよし。主食を迷うなら主食がなくたっていい。 揚げ物は油の後処理がめんどいから揚げ焼きにデザインされてった話じゃないの? OLにそんな歴史があるんだなぁ ブラック企業ってブラックリスト企業なんだ

Posted by ブクログ

2023/04/30

パプアニューギニア、エチオピア、香港、フランス等でフィールドワークしている人類学者達と仕事と自由を巡った対談集。 不安定な社会や立場にある人々が明日はどうなるか分からないことを前提に、どのように生きていくのかが様々な事例を引き合いに出して、その行動、発言等から、民族ごとの価値観...

パプアニューギニア、エチオピア、香港、フランス等でフィールドワークしている人類学者達と仕事と自由を巡った対談集。 不安定な社会や立場にある人々が明日はどうなるか分からないことを前提に、どのように生きていくのかが様々な事例を引き合いに出して、その行動、発言等から、民族ごとの価値観や日本人との違い等の話が展開される。 ここで語られるどの地域や民族であっても、助け合いのコミュニティがあり、なんとかしていく知恵や工夫、そしてもっと自由に生きている人々の姿が描き出されている。 ただ、ここで語られている人々は、明日がどうなるか分からない不安定さがあるから、他人にも頼るし、時に騙すこともあるようで。 この社会で自分が生きるのは大変そうと思うが、ルールを守り、相手を信頼できる社会にいるせいか。でも、時にしんどい時は、不義理したくもなるけど、それは息苦しくもなる。 日本はきっちりとした制度やルール、サービスがあり、それを活用できれば、他人に頼らなくても生きていけるようになっている。だが、それは、ひどく孤立し、コミュニティから切り離された状態が作られているのではないかと考えさせられた。

Posted by ブクログ

2023/04/18

対談本。内容自体は『「その日暮らし」の人類学』と『うしろめたさの人類学』を合わせた感じだが、「働く」ということに焦点を当てている。対談本は少し読む気が失せるが、読み始めたらスルスル読めた。自分が今いる世界が絶対だと思いこんで、悶々としてしまうことが時々あるが、人類学の本はそこを揉...

対談本。内容自体は『「その日暮らし」の人類学』と『うしろめたさの人類学』を合わせた感じだが、「働く」ということに焦点を当てている。対談本は少し読む気が失せるが、読み始めたらスルスル読めた。自分が今いる世界が絶対だと思いこんで、悶々としてしまうことが時々あるが、人類学の本はそこを揉み解してくれる。 単純に日本社会はだめでXXXの社会は良い、という話にはならない。お金とは違う尺度があるのは良いと思う。しかし貝殻を沢山集めて配ったりする人が尊敬され、そうでない人は「シンプルマン」と呼ばれてバカにされたりする話が出てきたけど、私は多分シンプルマンだ。しんどい。どの社会にも固有の生き辛さがあるのだと改めて思った。 ここ数年、釣った魚や野草を採って食べたり、潮干狩りしたりといったことをやっているが、第2話の「ひとつのことをするやつら」には重なる部分を感じた。もちろんこれで生活することは不可能で、趣味としてやっている。しかし、生活の一部だけ狩猟採集に依存している点で、賃金労働と狩猟採集を並列に置くブッシュマンと大差ないと言えるかもしれない。こんなところに共通点を見出すとは思わなかった。 個人の考えや意思を大切にする人達の話も出てきて意外に感じた。近代的価値観から離れた世界では、個人に対する社会圧力が大きいのではないかと勝手に想像していた。「胃が違う」という言葉で個々人の違いを受け入れる話があったが、「なんかやる気しない」とか「めんどくさい」の、社会に通用する定型の言い訳があるのはいいことだ。近代社会では言い訳を自分で臨機応変に考えなければならいのでめんどくさい。かつては「天狗のしわざじゃ!」とでも言っておけば済んだのに。今は「低気圧のせいで体調が・・・」くらいがせいぜいだ。

Posted by ブクログ

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