屍人荘の殺人(4) ジャンプC+

ミヨカワ将(著者), 今村昌弘(原作)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2021/07/02
• JAN: 9784088827049

商品レビュー

2021/07/08

漫画喫茶で読みました。

最終巻だからか太い。
逆に言えば厚さを抑えるために端折ることなく、描くべきことは描かせてもらったってことなんだろうか？
半分ほどが真相解明となっている。

実写映画版では七宮氏は既にゾンビ状態のところを脳を破壊されて殺されてた。
理由としては自分の手で直接殺したかったから、だったかな。
今回は最も復讐したい相手が立浪氏なので、七宮氏はゾンビにされただけで終わっている。
明智さんも比留子さんには殺されない。
いろいろと違っているので実写版を観てても普通に楽しめる。

誰も犯人のやったことそのものについて侮辱していないのが良い。
よくある
「復讐なんて無意味」
「〇〇はそんなこと望んでいない」
みたいな、他人のお前に何が分かるの？的な安っぽい台詞をかけない。
犯人自身は自己満足のためにやってることを理解しているし、周囲も犯人の動機を否定しない。
あくまで殺人は犯罪だからってスタンスで真相解明するだけである。

コレ、この明智さん or 葉村くん or 比留子さんが活躍する話ってコレだけなんだろうか？
それとも同じシリーズで他の話とか続いてるんだろうか？
重元さんの遺体が発見されてないことは、何かの伏線なんだろうか？

2021/07/02

第17話
第18話
第19話
第20話
第21話
第22話
第23話
最終話
小説と映画と漫画微妙に犯人の描かれ方違うなぁ。美冬ちゃん像が混乱する。漫画がゾンビ化したはずの明智さん語り手にしてて、最後まで生きてるのって思わせてくれたのと、事件後の大学戻ってからも描いてくれたのよかったなぁと思う。ひるこさんにクリームソーダおごってもらえてよかったね。
映画の改変具合だけが納得いかない・・・。
実写版ひるこさん可愛いけど。