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100分de名著 ボーヴォワール 老い(2021年7月) 年齢に抗わない NHKテキスト
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100分de名著 ボーヴォワール 老い(2021年7月) 年齢に抗わない NHKテキスト

上野千鶴子(著者)

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100分de名著 ボーヴォワール 老い(2021年7月) 年齢に抗わない NHKテキスト

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2021/06/21
JAN 9784142231270

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100分de名著 ボーヴォワール 老い(2021年7月)

¥385

商品レビュー

3.9

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2023/07/18

ボーヴォワールを話のまくらにした、上野の老年学に関する入門書といった態の本。老いの現実(主観的な経験)、性、生活(家族、介護、認知症、独居)について、ボーヴォワールだけでなく、その他のフェミニストや思想家のことばも紹介しつつ考察されている。我々が今直面し乗り越えようとしている「老...

ボーヴォワールを話のまくらにした、上野の老年学に関する入門書といった態の本。老いの現実(主観的な経験)、性、生活(家族、介護、認知症、独居)について、ボーヴォワールだけでなく、その他のフェミニストや思想家のことばも紹介しつつ考察されている。我々が今直面し乗り越えようとしている「老い」とは、近代という文明の産物である。

Posted by ブクログ

2022/08/20

100分de名著が面白かったので本著を読んだものの、あまりに大著で3章で限界を感じ、一旦離脱してこのテキストを読みました。 就活を終え最後の学生生活を満喫している今、やりたい事ができるぞ!という希望と、今じゃないとできないことをやらねば!と焦りを感じています。 その一方で、老い...

100分de名著が面白かったので本著を読んだものの、あまりに大著で3章で限界を感じ、一旦離脱してこのテキストを読みました。 就活を終え最後の学生生活を満喫している今、やりたい事ができるぞ!という希望と、今じゃないとできないことをやらねば!と焦りを感じています。 その一方で、老いた時に何ができるかが大事だとも考えます。 そのどちらも、「若く」て活躍することに価値を置いているのだと、この番組とテキストを通じて気づきました。 全ての人は、必ず老い衰え、その先も生き続ける。 したがって、「老い」を醜悪とする社会は、誰もが生きづらい社会である。 ならば、老いても若々しく、ではなく「老い(=衰え)」を受け容れるほうがずっと生きやすい。 この考えを学びました。 番組中で伊集院さんが指摘されていましたが、落語家の三遊亭円楽さんが高座に復帰したニュースを見たとき、その老いた姿に衝撃を受けました。よくこんなおじいちゃんになった姿を「晒せる」なぁ、何もそこまで頑張らなくても、と感じました。 テキストを読んだ後に改めて考えると、自分は老いを醜悪と捉えてると気づいてハッとしました。 それは、数十年後の自分であり、自分の将来に呪いをかけているのだと。 老いても頑張るか、リタイアするかは自由である。肝心なのは、老い衰えている事を受け容れることなのだと感じました。 「死」に自己決定権はあるのか、という点も興味深かったです。 就活が本当に辛かった時、逃げる手段として死ぬことを考えていました。死は引退を突き詰めたもので、それを決めるのは自分だとも考えていました。 だけど、認知症患者の安楽死のケースから、死を決めるのはいつの自分?と考えると、すごく難しいなと思いました。 そんな難しいことを考えるよりも、死ぬことの判断は天に委ねて、自分はどう生きるかを考えた方が楽なのでは、と思いました。

Posted by ブクログ

2022/02/02

10年前、まさか自分が年を取るなんてアリエナイと思っていた。3年前、過重労働に耐えられず倒れ、体力の衰えを感じた。同時期にボーヴォワールの『老い』を知ったが、とても手に取る気になれなかった。もとい、その時初めて老いを意識し、ショックだった。いつか読まなければと気にかけていたところ...

10年前、まさか自分が年を取るなんてアリエナイと思っていた。3年前、過重労働に耐えられず倒れ、体力の衰えを感じた。同時期にボーヴォワールの『老い』を知ったが、とても手に取る気になれなかった。もとい、その時初めて老いを意識し、ショックだった。いつか読まなければと気にかけていたところ、今回、100分DE名著で取り上げられたことを知り、ようやく手に取った。 この本を読んで、予想通り、辛い現実を突きつけられ、自分の将来に不安を持った。ただし、周囲の高齢者や中年層に対する見方は変わった気がする。あっという間に自分も彼ら彼女らと同じ立場になると思うと、自分自身の老い、周囲の高齢者への向き合い方、受け入れ方が変わった。 ボーヴォワールによると、老いは個人の(本人だけの)問題ではなく、文明全体の問題だと言う。平均寿命が延びて老人が増えだした頃は「老いは人生のスキャンダル」でしかなかったが、これだけ急激に高齢化が進んでおり、高齢者が社会の最大勢力になる日も近い。2100年には高齢化率が40%を超えるらしい。 若者も含めたさまざまな世代が同居する中で、自分の居場所を心身ともに感じながら生きていける文明社会を体現できるか、正念場なのだろう。 近い将来、間違いなく両親の介護をすることになるが、成熟した社会を形成する一員として、広い心を持って向き合いたい。

Posted by ブクログ

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