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日本短編漫画傑作集(vol.1) 少年青年漫画編
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2021/06/30 |
JAN | 9784091793492 |
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日本短編漫画傑作集(vol.1)
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日本短編漫画傑作集(vol.1)
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
作者が皆若い。 どの作品も印象に残る短編ばかりだった。 特に、『落盤』、『ドクロに頼む』、『人肉献上』、『純白の夕日』、『海辺の叙景』、『ひぐま風』が好き。
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日本短編漫画傑作集のvol1は、 1959年から1967年までの作品が収録されている。 漫画に疎い私の主観が正しいか不明だけれど、全体を通して今の漫画に比べて教訓や意図の読み取りやすいものが多いと感じた。少年青年漫画の存在意義が昔は少し違ったのだろうか。 そのなかで(私が好きと...
日本短編漫画傑作集のvol1は、 1959年から1967年までの作品が収録されている。 漫画に疎い私の主観が正しいか不明だけれど、全体を通して今の漫画に比べて教訓や意図の読み取りやすいものが多いと感じた。少年青年漫画の存在意義が昔は少し違ったのだろうか。 そのなかで(私が好きというのもあるかもしれないが)つげ義春の作品は全体的に夢の中にいるような雰囲気があり、どこか異彩を放っているように思われた。 どの作品も素晴らしかったけれど、 特に印象的だった作品は以下。 「どくろに頼む」松本正彦 なんとも言えない不気味さ。 最後の2つは叶ったのかはっきりしないのが秀逸。 2つ目と3つ目の畳みかけるような展開が良い。 「人肉献上」平田弘史 たまらない。 自分の内腿の肉を切り取る場面は畏敬の念と(解説にもあったが)官能とを感じる。後味最高。 はじめて知った作家の中で特に興味をそそられて他の作品も読んでしまったがこの作家が好きになった。でもやはり人肉献上が一番好き。 「海辺の叙景」つげ義春 暗い。夏・海辺・男女が揃ってるのにすごく暗い。すごい。 死んだ魚の腹を見て土左衛門の話をしたり干しイカが画面一面にあったりと、死の影が強い。夏の日差しは強い。強烈な明るさに自然影も濃くなる。 二人は一定の距離から近づかない。 泳ぎ出したのは彼女なのに、最後は彼女が岸辺で傘をさしている。体の弱い彼が泳ぐのを見て、素敵よとぽつりと呟くがその声は彼には届いていないだろう。 全くあらすじは違うけれど、坂口安吾の「私は海をだきしめていたい」を思い出した。
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手塚治虫「落盤」、松本正彦「どくろに頼む」、平田引史「人肉献上」、白土三平「戦争」、さいとう・たかを「純白の夕日」、石川球太「ひぐま風」、石ノ森章太郎「奇人クラブ」、つげ義春「海辺の叙景」、青柳裕介「いきぬき」、池上遼一「禁漁区」。松本正彦「どくろに頼む」と石川球太「ひぐま風」が...
手塚治虫「落盤」、松本正彦「どくろに頼む」、平田引史「人肉献上」、白土三平「戦争」、さいとう・たかを「純白の夕日」、石川球太「ひぐま風」、石ノ森章太郎「奇人クラブ」、つげ義春「海辺の叙景」、青柳裕介「いきぬき」、池上遼一「禁漁区」。松本正彦「どくろに頼む」と石川球太「ひぐま風」が面白かった。
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