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子どもの発達格差 将来を左右する要因は何か PHP新書1264
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子どもの発達格差 将来を左右する要因は何か PHP新書1264

森口佑介(著者)

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子どもの発達格差 将来を左右する要因は何か PHP新書1264

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2021/06/16
JAN 9784569849782

子どもの発達格差

¥605

商品レビュー

4.6

10件のお客様レビュー

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2023/12/06

 中盤は専門用語が多く読みにくかったが、各章の最後にまとめがあり、さらに第9章でも全体の要約が挿入されていたのでわかりやすかった。巷で非認知能力が大事と持て囃されているが、実態は曖昧で人によって解釈が異なること。「未来に向かう」子どもより「今を生きる」子どもは貧困家庭に多く、他者...

 中盤は専門用語が多く読みにくかったが、各章の最後にまとめがあり、さらに第9章でも全体の要約が挿入されていたのでわかりやすかった。巷で非認知能力が大事と持て囃されているが、実態は曖昧で人によって解釈が異なること。「未来に向かう」子どもより「今を生きる」子どもは貧困家庭に多く、他者との信頼関係が築けていないケースが多いこと。幼児期と成人期だけでなく青年期にも着目し言及されていることなど、興味深く読めた。特にモンテッソーリ教育の影響をみた研究にびっくり。感情をコントロールする力に差はなかったらしい。

Posted by ブクログ

2023/08/30

根拠の乏しい議論になりがちな子供の発育に関する本の中で、かなりフェアな語りをしてくださっていると感じます。 教育や発達に関する研究はデザインやデータ、設定など素人目に見ても難しそうと感じますが、この中で紹介されているような一歩一歩がどこかで実を結ぶのだと信じて止みません。 未来志...

根拠の乏しい議論になりがちな子供の発育に関する本の中で、かなりフェアな語りをしてくださっていると感じます。 教育や発達に関する研究はデザインやデータ、設定など素人目に見ても難しそうと感じますが、この中で紹介されているような一歩一歩がどこかで実を結ぶのだと信じて止みません。 未来志向、現在志向の子供についても、有名なマシュマロ試験の問題点など共感できる部分が大きかったです。結局それぞれの子供の背景や行動の意図が違うため、科学としてデータに向かう面ももちろん重要なのですが、個別性に目を向けた人間の解像度を高める視点も重要に思えました。 自分の家庭の子育てを考える上で大事な学びがあったと感じます。

Posted by ブクログ

2023/01/03

「未来に向かう」こども、「今を生きる」こども、もちろん未来に向かう子供の方が望ましいのだろうが、毎日を生き抜くことで必死な子供は、今を生きるしか、ない。この格差を埋めるのは、最終的には、やはり、育つ環境を整えてあげるしかない。その環境をつくるのは、その子供が生まれる前から、養育者...

「未来に向かう」こども、「今を生きる」こども、もちろん未来に向かう子供の方が望ましいのだろうが、毎日を生き抜くことで必死な子供は、今を生きるしか、ない。この格差を埋めるのは、最終的には、やはり、育つ環境を整えてあげるしかない。その環境をつくるのは、その子供が生まれる前から、養育者となる人間が、どう生きていくかを考えてもらうこと。そのために、自分が今まで行ってきた「ライフスキル」を義務教育の段階で身につけてもらう、ということが大切だと思わされる。このことを、大人たちに知ってもらうように頑張っていくしかない。

Posted by ブクログ

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