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日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽 ハヤカワ文庫JA
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日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽 ハヤカワ文庫JA

中井紀夫(著者), 伴名練(編者)

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日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽 ハヤカワ文庫JA

定価 ¥1,166

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2021/06/16
JAN 9784150314897

日本SFの臨界点 中井紀夫

¥935

商品レビュー

4

19件のお客様レビュー

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2024/05/04

初作家。伴名練『なめらかな世界〜』からこちらにやってき。中短編あわせて11篇あるが、なんと言っても「暴走バス」がいっちばん好き。いろんな想いを抱くこの結末を胸に——「ひかりより速く〜」は生まれたんだなぁと。この他だと「絶壁」「見果てぬ風」「例の席」など…筒井康隆風味を感じさせる作...

初作家。伴名練『なめらかな世界〜』からこちらにやってき。中短編あわせて11篇あるが、なんと言っても「暴走バス」がいっちばん好き。いろんな想いを抱くこの結末を胸に——「ひかりより速く〜」は生まれたんだなぁと。この他だと「絶壁」「見果てぬ風」「例の席」など…筒井康隆風味を感じさせる作品も多く、わたし好みの作品集でした。

Posted by ブクログ

2023/10/12

中井紀夫の著作群は雑に括るなら幻想SFと呼ぶんだろうけど、それにとどまらない想像世界の豊かな広がりがあった...もぐもぐ。 「見果てぬ風」の果てなきフロンティア精神はその視座を象徴するもののように感じた。 個人的にはやはり「死んだ恋人からの手紙」も良い。トンチキや不可思議の中にじ...

中井紀夫の著作群は雑に括るなら幻想SFと呼ぶんだろうけど、それにとどまらない想像世界の豊かな広がりがあった...もぐもぐ。 「見果てぬ風」の果てなきフロンティア精神はその視座を象徴するもののように感じた。 個人的にはやはり「死んだ恋人からの手紙」も良い。トンチキや不可思議の中にじんわりと未来を見せてくれるような、そんな短編集だった。

Posted by ブクログ

2023/03/16

2023-03-15 幻想味というかマジックリアリズム調の作品が並ぶ中、チラチラとホラー描写が挟まってくるのが面白い。物語に深く踏み込まず、会えて少し離れた位置から見通しているような感覚。時代に関わらず重層的な読み方も出来そう。

Posted by ブクログ

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