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東京ホロウアウト 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2021/06/14 |
JAN | 9784488417154 |
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2024年、ドライバーの労働環境が変わる。 過酷な環境で日本の物流を支えてきたトラック輸送の現場こそ、日本の経済成長の証。 それがいま、新しい時代に入ろうとしている。 巨大企業のユニ〇〇の超有名な経営者が「働き方改革はナンセンス」と言う……。 現代においてなぜ「働き方改革」が...
2024年、ドライバーの労働環境が変わる。 過酷な環境で日本の物流を支えてきたトラック輸送の現場こそ、日本の経済成長の証。 それがいま、新しい時代に入ろうとしている。 巨大企業のユニ〇〇の超有名な経営者が「働き方改革はナンセンス」と言う……。 現代においてなぜ「働き方改革」が必要になったのか、その背景を経営者は考えていない。 効率化の名の下で「カイゼン」を進めて、労働から人間性を排除していったのは、その世代の経営者達ではないのか。 依然として経営者を続けている自身こそ、最も恥じるべきであり、ましてや、今更「時間にとらわれないやりがいのある仕事」と美談化する権利はない。 物語は、コロナ禍に行われた東京オリンピックの直前に起こった不可解なテロ事件と、翻弄されながらも懸命に使命を果たそうとする人々の様子を描く。 大都市東京の脆さを痛打している。 「大量に作って、大量に消費して、大量に捨てるんだ」 そんなとき、標的にされた流通関係の現場の人々は、とても逞しく立ち向かう。 ひとりひとりがよってたかってなんとかする……とても地味なこのことが、異常事態にチカラを発揮する……日本の良さでもある。 ただ、これに頼っている限り脆さと表裏一体でもある。 小説はコロナ前に書かれていたが、文庫化に伴いコロナ禍と延期開催された東京オリンピック直前を舞台とするよう変更されている。時事をタイムリーに小説化する難しさもあり、作家さんの苦労も感じられました。
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物流トラックVSテロ犯罪 内容ももちろんおもしろかったが 日々私たちの生活のために生活物資を運んだり 日々の生活から出るゴミを処分してくれている 人たちに尊敬の念が深まりました 自分が知らない職業を知れてとても勉強になったし もし物流が止まってしまったらどうなるのか 怖い気持...
物流トラックVSテロ犯罪 内容ももちろんおもしろかったが 日々私たちの生活のために生活物資を運んだり 日々の生活から出るゴミを処分してくれている 人たちに尊敬の念が深まりました 自分が知らない職業を知れてとても勉強になったし もし物流が止まってしまったらどうなるのか 怖い気持ちにもなった そんな日の目を見ない業種の人たちが団結してテロ犯罪と立ち向かうのもよかった
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コロナ禍が収束し、次第に制限が解除された今だからこそ、エンターテイメント作品として楽しむことができますし、あらためて「物流」に携わる方々への敬意の念を抱かされる作品でした。 コロナと東京オリンピックによって過剰なストレスにさらされていた大都市・東京を狙ったテロ行為が起こります。...
コロナ禍が収束し、次第に制限が解除された今だからこそ、エンターテイメント作品として楽しむことができますし、あらためて「物流」に携わる方々への敬意の念を抱かされる作品でした。 コロナと東京オリンピックによって過剰なストレスにさらされていた大都市・東京を狙ったテロ行為が起こります。 攻撃そのものは人死にが出るようなものではありませんが、SNSで拡散する情報や交通インフラの遮断により人心はパニックを起こして買い占めが横行、「食べるものが店になく、物流破綻で届きもしない」という状況になります。 主人公たちトラック運転手の生き様の美しさ/カッコよさには憧れますし、車の運転が好きな身としては、トラックの運転手という職業も経験してみたいと思わないではありません。 一般に、「職業に貴賤はない」とはいうものの、どうしても「下」に見られがちな運送業やごみ処理業などの職種。しかし、こういった仕事を回す方々がいなければ、今の私たちの生活を維持することはできません。社会の「縁の下の力持ち」として日々奮闘してくれている方々への感謝の気持ちも呼び起こされる作品です。
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