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埴輪は語る ちくま新書1576
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埴輪は語る ちくま新書1576

若狭徹(著者)

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埴輪は語る ちくま新書1576

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2021/06/10
JAN 9784480073853

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商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2023/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

埴輪に焦点を当てた一冊です。 埴輪にはどんなものがあって、どのような発展段階をたどり、時期が連動する前方後円墳をはじめとする「古墳」とどんな関係があるのか… などなど、埴輪を中心とした古墳時代の様子が 図版多めに述べられていました。 歴史事象は、決して簡単に鵜呑みにできるもの ではないことはわかっているつもりですが、 強烈に印象的だったのは、 「チラ見せの埴輪」でした。 中では、肩すかしのような戦術だと言われています。きっと初めて見た人は、きっと一瞬息が止まるのではないかと思います。 この、息が止まって、見ていられなくて、 気持ちがブレて、たじろいでしまう。 これが、戦術か…。と変に納得した部分が ありました。 もう一つ言うならば、 「女子用の馬形埴輪」です。 鞍の中ほどに、横座りした時に足を置くステップがついているんだそうです。 今どき女性でも乗馬する時はまたがっていると思うのです。しかしこの時代は、どうやらまたぐ などという、ある意味「女性らしくない所作」 に対する意識が強いように感じられます。 土偶でも横座りして赤子を抱くタイプがあったと 思いますが、この精神が通じているのかな?と 考えました。 正直この本を読んで埴輪に対する知識も少しついたと感じますし、仏教が導入される以前までの アニミズム的な、メイドインジャパンの考え方が 埴輪や古墳に現れていると思いました。 古墳を作れるほど妙にゆったりした時代はなかったのかもしれないと感じます…おそらくヒマだったわけではないでしょうけど。 実際の古墳や埴輪を見に行きたくなりました。

Posted by ブクログ

2022/01/05

埴輪の意味には王位継承儀礼説、殯説、供養説、犠牲説、死後の近従説、他界説、神宴儀礼説など諸説紛々だったが、著者がこの本で述べられるとおり頌徳像説、すなわち生前の被葬者の姿を記念し讃える目的があるのは間違いないだろう。 保渡田八幡塚古墳をはじめ豊富な事例が示されており、わかりやすい...

埴輪の意味には王位継承儀礼説、殯説、供養説、犠牲説、死後の近従説、他界説、神宴儀礼説など諸説紛々だったが、著者がこの本で述べられるとおり頌徳像説、すなわち生前の被葬者の姿を記念し讃える目的があるのは間違いないだろう。 保渡田八幡塚古墳をはじめ豊富な事例が示されており、わかりやすいとおもう。

Posted by ブクログ

2021/12/31

3世紀頃から作られ始めた埴輪は、当初は円筒型のシンプルなものだったが、次第に複雑になり建築物を表すようになり、最終的には人物を模写したものが現れてきている.これらの流れを写真を示しながら解説している.特に人物埴輪から当時の生活様式や社会環境が読み取れるという論説は楽しめた.

Posted by ブクログ

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