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人質司法 角川新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/06/10 |
JAN | 9784040823706 |
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人質司法
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商品レビュー
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わが国刑事司法の問題点を明らかにした書。被疑者の人権軽視は欧米よりはなはだしい。 本書のはじめの方に、勾留制度について、逃亡や証拠隠滅を防止する制度というより、検察官が起訴・不起訴を決めるまでの間、身柄を拘束しておく制度と見るのが実態に即している、という記述がある。 制度変更が俎...
わが国刑事司法の問題点を明らかにした書。被疑者の人権軽視は欧米よりはなはだしい。 本書のはじめの方に、勾留制度について、逃亡や証拠隠滅を防止する制度というより、検察官が起訴・不起訴を決めるまでの間、身柄を拘束しておく制度と見るのが実態に即している、という記述がある。 制度変更が俎上にのぼっていない中、本書の説くところは貴重である。
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他人事と思っていると危うい。 今まで知らなかったという事実がこわいし、知らない人が多いというのも怖い。 世の中を肩書や職とかでふんわり見てる人には正直信じがたいことが書かれている。 けど、そういう職に近い組織に身をおいてるのでなるべくしてなってるな、と。
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最終的にゴーンさんがブチ切れたきっかけは、奥さんと切り離されたことだった。なんともまあ、涙ぐましいというか、物凄く人間的というか。正直「え、そこ!?」と意表を突かれた形で幕を閉じてしまった読後感だった。 あれほど我慢に我慢を重ね、忍耐に忍耐を積み重ねて、日本における人質司法の茶番...
最終的にゴーンさんがブチ切れたきっかけは、奥さんと切り離されたことだった。なんともまあ、涙ぐましいというか、物凄く人間的というか。正直「え、そこ!?」と意表を突かれた形で幕を閉じてしまった読後感だった。 あれほど我慢に我慢を重ね、忍耐に忍耐を積み重ねて、日本における人質司法の茶番のあれこれにつき合ってきたにもかかわらず、そこでブチ切れるかよ! と思ったわけだが、結果的に逃げてよかったと心から思う。日本で裁判にかけられても、裁判所は絶対に、絶対に、絶対にゴーン有罪でカタをつけてくるであろうことは分かり切っているから、万が一にも無罪はあり得ないわけで。それならば、さっさと自分の故郷に帰り、愛する奥さんと人間らしい人生を堪能すべきだ。激しくそう思う。
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