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甲子園でもう一度きみに逢えたら 文芸社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文芸社 |
発売年月日 | 2021/06/05 |
JAN | 9784286224749 |
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甲子園でもう一度きみに逢えたら
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東京から大阪へ異動してきて3年の里咲は数十年ぶりに母校が甲子園に出場することを知り、甲子園へ足を運ぶ。そこで出会った、こてこての関西弁のおっちゃんと母校の試合を観戦しながら、高校時代の淡い青春に思いを馳せる。 関西人に対してのステレオタイプを感じる部分もありましたが、関西人独特...
東京から大阪へ異動してきて3年の里咲は数十年ぶりに母校が甲子園に出場することを知り、甲子園へ足を運ぶ。そこで出会った、こてこての関西弁のおっちゃんと母校の試合を観戦しながら、高校時代の淡い青春に思いを馳せる。 関西人に対してのステレオタイプを感じる部分もありましたが、関西人独特の距離感の近さが作中で主人公の凍った心を溶かした要素の一つだと思いました。主人公の高校時代の淡い記憶を辿りながら、現在の自分の境遇に希望を見い出せていない無気力な気持ちは、確かにあるかもしれないと思いました。 高校時代独特の研ぎ澄まされた感性、その年齢の時にしか無い、一瞬だけの神がかり的な多感な感受性は確かにあって、それは現状に満足していないからではないということ。甲子園は多くの球児を魅了する場所であり、かつては高校生だった人達があの頃に戻れる場所であり、夢を追っていた時を思い出させてくれる場所なのだと考えさせられました。
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読むなら今しかないタイトル。主人公は四国出身、東京勤務を経て大阪へ異動。まさか勤務時間中にパチンコへ行くのが大阪では普通だと思われても困りますが、甲子園に行けばこんなおっちゃんゴロゴロいる。 観戦が涼しげなものだと思うのは甘いのも事実。私が生まれて初めて熱中症を体験したのは甲子...
読むなら今しかないタイトル。主人公は四国出身、東京勤務を経て大阪へ異動。まさか勤務時間中にパチンコへ行くのが大阪では普通だと思われても困りますが、甲子園に行けばこんなおっちゃんゴロゴロいる。 観戦が涼しげなものだと思うのは甘いのも事実。私が生まれて初めて熱中症を体験したのは甲子園です。お手洗いではおばちゃんたちが「今日はあかん。ホンマにあかん。顔ドロッドロやわ」と化粧が流れ落ちる顔を鏡で見てぼやいてるし(笑)。 本の感想やなくて甲子園の紹介みたいになってもた。コーラの海では泳ぎたくない。体ベタベタになるやん。
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東京から大阪に異動して三年の里咲。母校が甲子園に出場するということで、行ってみた。そこで出会った甲子園常連のおっちゃん。歓声やおっちゃんとの会話から蘇ってくる里咲の高校時代。当時付き合うことになった高校球児。甘酸っぱい青春だったが、あの頃が忘れられず、今あの人はどうしているのか?...
東京から大阪に異動して三年の里咲。母校が甲子園に出場するということで、行ってみた。そこで出会った甲子園常連のおっちゃん。歓声やおっちゃんとの会話から蘇ってくる里咲の高校時代。当時付き合うことになった高校球児。甘酸っぱい青春だったが、あの頃が忘れられず、今あの人はどうしているのか? 時折、甲子園でのアナウンサーによる実況が登場しますが、躍動感があり、読んでいるだけでも、音声が聞こえてくるように感じました。高校生達の歓声、球児の走る音、バットが球に当たる音などそれだけでも読み応えがありました。 甲子園での試合を見ながら蘇ってくる記憶。二人の恋愛模様が甘酸っぱく、青春だなと感じさせてくれました。 そして現在パートでわかってくる「あの人」の存在。結果としては感動的に描かれていましたが、個人的には悲しい現実なのかなとも思ってしまいました。長い時間があったため、「そうだよね」と思った反面、どこかで期待があるのでは?と思ったので、複雑だなと思ってしまいました。 おっちゃんも良い味を出していました。雰囲気から、中川家のあの人では?と思うくらい、とても印象的でした。 とても明るく振る舞っていた分、最後の内に秘めていた想いもグッとくるものがありました。 結果的には、じんわりと沁みる気持ちにさせられましたが、前向きに捉えられていて、こちらとしては清々しい気分になりました。
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