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小林克也 洋楽の旅
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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 玄光社
発売年月日 2021/05/31
JAN 9784768314838

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商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2023/08/19

この人は、日本語が魅力的なんだと思う。 英語の上手い下手は分からない。 でも、日本語がマイルドで聴きやすくて、 そして洋楽のように聴こえる。 それがなんといってもONE&オンリー。 でも、本はあまり面白くなかった笑

Posted by ブクログ

2021/06/12

小林克也 洋楽の旅 本書は小林克也の自伝的書物である。終戦から間もなくして広島に生まれた小林克也が、なぜラジオDJとなり、留学経験なしに多くのアーティストと語りあい、40年来の洋楽を日本に伝えつづけてきたのか。 これまであまり口外したことはないのであるが、私は高校2年生の冬にB...

小林克也 洋楽の旅 本書は小林克也の自伝的書物である。終戦から間もなくして広島に生まれた小林克也が、なぜラジオDJとなり、留学経験なしに多くのアーティストと語りあい、40年来の洋楽を日本に伝えつづけてきたのか。 これまであまり口外したことはないのであるが、私は高校2年生の冬にBS-TBSでベストヒットUSAを初めて見て以来、ずっと小林克也のファンである。友人の影響で少しばかり洋楽を聞く程度であった私は、当時衝撃を受けた。アメリカの音楽シーンについて、なぜその歌が受け入れられているのか、そしてその音楽がどのような系譜を持つものなのかを明快に説明する70を過ぎたバリトンボイスの老人を、当時の私は寡聞にして知らなかったからである。 高校3年生になり、受験勉強が本格化した時、私にとっての唯一の楽しみはベストヒットUSAを聞くことであった。当時はBruno Marsが音楽シーンを席巻しており、70年代のクラシカルなテイストを取り入れた「When I Was Your Man」が何週も1位を獲得していたように記憶している。Bruno Marsの音楽もさながら、私はその音楽性やどのような音楽に影響を受けているかを丁寧に話していく小林克也という男にも釘付けであった。Bruno Mars以外にもMaroon5やImagine Dragons、さらにはMumford&Sons等、2013年を代表する名曲達を1960年代から今にいたるまでの歴史の中で、どのような位置づけがなされるかという独自もマッピングをわかりやすく伝える小林克也に、私は痛く感動したのである。 当時なぜそのような感動を覚えたかということを思うと、私にとって、小林克也は物心をついてから初めて出会った教養人であったからであろう。教養人と雑学王を分かつのは、知識の体系性の有無である。これは私がもう一人師と仰いでいる内田樹氏の言葉でもあるが、教養とは何かといえば、それはマッピング能力なのである。教養とは、幅広い知を収容する地図を脳内に所有し、目の前にある事物をその幅広い知の中でどこに位置づけするかという空間的なセンスであるという定義を私は持っているが、小林克也の語り口はまさしく教養人の語り口そのものであった。一方、雑学王とは、所有する知識は膨大であるものの、そこに体系性はなく、雑然と知識を持っているものであると私は定義している。 後に、大学入学後に私は多くの教養人と出会うのであるが、私にとって最初の教養人は小林克也だったのである。 前置きが長くなったが、本書は、小林克也が約半世紀かけて今の姿にたどり着いた軌跡が書かれている。 本書で印象的であったのは、小林克也の英語のアクセントの記述である。小林克也は驚くべきことにこれで海外在住経験はなく、独学で現在の英語力を身につけたと述懐しているが、彼はカーネギーホールでの公演を見に行った際に現地在住の人にアクセントについて様々な指摘をされたそうである。現地在住の人曰く、小林克也の英語は黒人コミュニティに属したことがあり、ニューヨークにもロンドンにも住んでいるような人間のものなのであると言う。それは、彼自身が世界中の英語歌謡やそれにまつわる知識を分け隔てなく取り入れてきたことの証左であろう。彼はベストヒットUSAをスタートする際、自身の好みを一旦脇に置き、どうしたらリスナーに「今」を伝えられるかということを意識したと言う。そんな彼だからこそ、多くの英語のアクセントを自らの中に取り込むことができたのであろう。  今はBSを契約していないため、ベストヒットUSAを映像で見ることは叶わなくなってしまったが、毎週土曜日のNACK5のラジオ放送は欠かさず聞いている。ベストヒットUSAは今年で40年の節目を迎えると言う。どうかこの先も末永く続いてほしい番組である。

Posted by ブクログ

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