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わたしは銭湯ペンキ絵師
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 秀明大学出版会/SHI |
発売年月日 | 2021/05/20 |
JAN | 9784915855429 |
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わたしは銭湯ペンキ絵師
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商品レビュー
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割と冒頭 唐突に子供時代の話になるので ちょっとびっくりですが 勿論絵が好きではありますが まっすぐにペンキ絵師になったというわけではなく 紆余曲折があっての道なんだな と 特に一型糖尿病という持病を持っていることや 女性であること パートナーとの仕事のあり方など なかなかにペ...
割と冒頭 唐突に子供時代の話になるので ちょっとびっくりですが 勿論絵が好きではありますが まっすぐにペンキ絵師になったというわけではなく 紆余曲折があっての道なんだな と 特に一型糖尿病という持病を持っていることや 女性であること パートナーとの仕事のあり方など なかなかにペンキ絵以外の 生き方にも興味が持てました しかし やっぱりペンキ絵という ほぼ見比べることがないけど 誰もが知っているこの美術についての 色々な知識は面白かったですね
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自伝的要素、美術史的要素に加えて、女性職人として一石を投じる場面もあり、「ペンキ絵師」を切り口に多方面に言及した一冊。気のせいかもしれないが、章によって筆が乗るときもあれば穏やかなときもあるようである種味があるように感じた。
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日本の銭湯を彩るペンキ絵師は現在、三人のみ。 その中の一人の、半生とペンキ絵を語る自伝。 自分の半生に真摯に向き合っている姿が浮かび上がる文章です。 子供の頃、美術との出会い、学生時代、勉強、進学、 ペンキ絵師への弟子入り、会社員時代、両親、病、夫、 “女性”という肩書、過去の自...
日本の銭湯を彩るペンキ絵師は現在、三人のみ。 その中の一人の、半生とペンキ絵を語る自伝。 自分の半生に真摯に向き合っている姿が浮かび上がる文章です。 子供の頃、美術との出会い、学生時代、勉強、進学、 ペンキ絵師への弟子入り、会社員時代、両親、病、夫、 “女性”という肩書、過去の自分を客観的に見つめ、熟考。 “問い”の大切さ、ほんの少しの経験でも人生の糧になる。 後半は、ペンキ絵師としての、様々な考察。 なぜ富士山が銭湯に描かれるのか? 葛飾北斎の立版古や多くの文献から見出したこと。 ペンキ絵と広告との関係。バーチャル富士山体験。 ペンキ絵で銭湯と市井の人を繋ぐ。 銭湯店主やクライアントとの打ち合わせの重要さ。狩野派の存在。 銭湯とペンキ絵の現在と将来、先の未来への模索。 好きか否かよりも、興味を持って問いを持てる仕事は、 面白く感じる。しっかりと足場を築いた人の言葉の重みは、 人生の岐路に迷う人へのアドバイスも含んでいると感じました。 ほんの一部だったけど、カバーの絵が素晴らしかったから、 コラムの銭湯のペンキ絵は、カラーで見たかったなぁ。
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