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イングランド・イングランド 創元ライブラリ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2021/05/19 |
JAN | 9784488070830 |
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イングランド・イングランド
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
イギリスのSF(?)小説。 大富豪がイングランド南部のワイト島(この島は実在し、ちょっとしたリゾートである)を買い取り、そこにバッキンガム宮殿やらハロッズやらイングランドをモチーフにしたテーマパークかつ国家の、「イングランド・イングランド」を作る。イギリス本土はオールド・イングラ...
イギリスのSF(?)小説。 大富豪がイングランド南部のワイト島(この島は実在し、ちょっとしたリゾートである)を買い取り、そこにバッキンガム宮殿やらハロッズやらイングランドをモチーフにしたテーマパークかつ国家の、「イングランド・イングランド」を作る。イギリス本土はオールド・イングランドと区別される。 大富豪は変態趣味の持ち主。弱みを握られた部下からクーデターに合い、経営権を奪われる。しかしながら、その部下もまた貶められイングランド・イングランドを追われ、大陸に逃れる。 月日は経ち、老女となった部下は時効となりオールド・イングランドに戻る。そこで見たのは廃れた、けれども昔の在りし日のよきイングランド。郷愁が呼び戻される。 展開についていくのが難があるかもしれないが、それもまたイングランドっぽいウィットである。
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全体的にアイロニックでこれぞイギリスって感じがした。 『マーサ=皮肉的、自己欺瞞、孤独=イギリス』 イングランド・イングランドの発想は面白いし、それ故起こる事柄もなるほどって思う。 読みながら、これ、ジャパン・ジャパンもできるんじゃない?って思ってたら、解説にニッポン・ニッポンって。考えることは皆同じね。
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