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「ポスト・アメリカニズム」の世紀 転換期のキリスト教文明 筑摩選書0212
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「ポスト・アメリカニズム」の世紀 転換期のキリスト教文明 筑摩選書0212

藤本龍児(著者)

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「ポスト・アメリカニズム」の世紀 転換期のキリスト教文明 筑摩選書0212

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2021/05/14
JAN 9784480017307

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2025/02/14

今、私たちが生きているのはどんな時代なのか、というか、タイトルのようにどんな世紀なのか、もしかするともっと長い時間軸での議論なのかもしれない。 学問の分化が進んだ現代において、誰もそんな大それた文明史、しかも直近の時代までを対象とした文明史を書こうという人はいないだろう。そうい...

今、私たちが生きているのはどんな時代なのか、というか、タイトルのようにどんな世紀なのか、もしかするともっと長い時間軸での議論なのかもしれない。 学問の分化が進んだ現代において、誰もそんな大それた文明史、しかも直近の時代までを対象とした文明史を書こうという人はいないだろう。そういった無謀な試みなのだが、かなりの説得力を持ったものだと思う。 ポスト・アメリカニズムというからには、アメリカニズムとは何かから始める必要があるわけで、概ね20世紀の始めくらいから話は始まる。当時の資本主義、フォーディズムといったところを踏まえたマックス・ウェーバーのお馴染みの「プロ倫」の議論が紹介、そして再解釈される。そして、その「脱魔術化」の意味が問い直される。 ウェーバーの議論は、現在の状況を説明するにはやや賞味切れな感じがある。なぜなら、今起きていることは、再魔術化というか、世俗化ならぬ、宗教の影響の増大なのだ。 ということから議論は後期ハイデガーになる。まあ、よくわからないハイダガーの議論を読み解きながら、それが現代をよりうまく説明できるということになる。この辺りの議論は、よくわからないながら、なかなかにスリリングだ。 という大きな読み取りを踏まえつつ、アメリカを中心に今起きていることの再解釈がなされ、かなりの説得力を持つように思った。 ハイデガーという大きな話から、視点がちょっと現代のさまざまな出来事にフォーカスが移りすぎていて、話しが飛んだ感じもするが、アクチュアルに感じることができるのは良いことかな? 未来に向けてという意味では、2021年出版で、Covid-19の影響がまだ多い時期の本で、その辺りが少し大きめに反映している感じもあるが、Covid-19は今私たちがいる世界の問題点を明確にしたと考えればそのことは大きな問題にはならないかな? 第二次トランプ政権のスタートにあたって、生じている不条理を読み解くのにかなりパワフルな議論だと思う。

Posted by ブクログ

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