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誘拐 P分署捜査班 創元推理文庫
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誘拐 P分署捜査班 創元推理文庫

マウリツィオ・デ・ジョバンニ(著者), 直良和美(訳者)

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誘拐 P分署捜査班 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2021/05/08
JAN 9784488296056

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商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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2023/08/20

シリーズ第2弾。 今回は空き巣と誘拐、 二つの事件を追う物語です。 タイトルにある通り、 メインはやはり幼児誘拐事件なのですが、 前作同様、 刑事たちの私生活にも 多くのページが割かれています。 そのことによって 彼ら、彼女らの個性が特徴づけられ、 魅力が増幅されています。 物語...

シリーズ第2弾。 今回は空き巣と誘拐、 二つの事件を追う物語です。 タイトルにある通り、 メインはやはり幼児誘拐事件なのですが、 前作同様、 刑事たちの私生活にも 多くのページが割かれています。 そのことによって 彼ら、彼女らの個性が特徴づけられ、 魅力が増幅されています。 物語の結末には賛否ありそうですが、 人間の愚かさが際立つ描き方だと思いました。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

Posted by ブクログ

2023/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大きな事件は10歳の少年の誘拐事件。 所長はロヤコーノに担当させたかったのだけれど、最初に通報を受けたロマーノとアラゴーナに任せることにする。 問題を抱えた刑事たちの中でも一番使えないと思われていたアラゴーナが、意外に勘が良くていい仕事をする。 ロマーノとディ・ナルドは空き巣事件を担当する。 家の中に貴重品はたくさんあったのに、それに手を出さずに金庫の中から何かを盗み出した空き巣。 しかし被害者は、金庫の中に価値のあるものはないと言う。 今回誘拐された少年が健気でねえ。 周りの大人たちがみんな自己中なのに、人を信じて、辛いことも我慢して、約束は守って…。 彼が熱を出した辺りから、気がせいて気がせいて、早く助け出してあげてと祈るような気持ちで読んでいた。 子どもが被害者って、ほんと嫌。 事件の真相は救いのないもの。 結果の救いのなさよりも、発端の救いのなさに愕然とする。 ネタバレになるから、これ以上書けないのが辛い。

Posted by ブクログ

2023/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よくある組織から疎んじられた刑事が集まる署の話だがそこそこ面白い。 ストーリーとは関係ないが途中の5月は、の話がグッとくる。 気になる終わり方をする作品が増えてるなー。次が刊行されてから読まないと忘れちゃうよ。 関係無いけど最近読んだ本と同様ロマが出てきて差別の対象だったり、異性愛はまだおおぴらにできなかったり、マスコミは日本は遅れてると盛んに言うがどこも一緒なんやなぁって考えさせられた。

Posted by ブクログ

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