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ジョン万次郎 琉球上陸の軌跡
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ジョン万次郎 琉球上陸の軌跡

神谷良昌(著者)

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ジョン万次郎 琉球上陸の軌跡

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 琉球新報社
発売年月日 2021/04/14
JAN 9784897422657

ジョン万次郎 琉球上陸の軌跡

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2021/09/08

はじめに 第1章 琉球上陸 1 大渡浜へ上陸 2 番所での取り調べ 3 通事・牧志朝忠 4 宣教師ベッテルハイム 第2章 漂流・救助 5 足摺岬沖で遭難 6 伊豆の鳥島へ漂着 7 捕鯨船に救助 8 初の捕鯨体験 9 ハワイに寄港 10 ジョン・マンと呼ばれる 第3章 米国留学 1...

はじめに 第1章 琉球上陸 1 大渡浜へ上陸 2 番所での取り調べ 3 通事・牧志朝忠 4 宣教師ベッテルハイム 第2章 漂流・救助 5 足摺岬沖で遭難 6 伊豆の鳥島へ漂着 7 捕鯨船に救助 8 初の捕鯨体験 9 ハワイに寄港 10 ジョン・マンと呼ばれる 第3章 米国留学 11 初のアメリカ上陸 12 アメリカ留学生活 13 農場での生活 14 鯨油の樽づくり 第4章 捕鯨航海 15 フランクリン号で捕鯨航海 16 マンピゴミレ島 17 副船長に昇格 18 仲間との再会 19 モリソン号事件とラゴダ号事件 20 船長との別れ 第5章 帰国計画 21 ゴールドラッシュ 22 琉球への上陸計画 23 マーリン号・ウェルチ船長からの情報 24 サラ・ボイド号 第6章 取り調べ 25 板良敷朝忠と『ジョージ・ワシントン伝記』 26 島津斉彬の思いやり 27 土佐への帰郷 第7章 黒船・咸臨丸 28 土佐藩のサムライに登用 29 ペリー提督の琉球上陸 30 ペリーの浦賀上陸 31 ボーディッチ航海術書の翻訳 32 咸臨丸とブルック航海日記 第8章 最後の仕事 33 薩摩・土佐藩へ出向 34 ホイットフィールド船長を訪問 35 琉球上陸の地に立つ万次郎 【追記】中濱万次郎の生き方に共感した男・中村嘉寿 あとがき 参考資料 有名なジョン万次郎(中濱万次郎)の伝記 ジョン万次郎は江戸末期に遭難し米国捕鯨船に救助され、アメリカで生活した後、日本に帰国したという話は有名で、度々幕末を舞台にした大河ドラマにも登場しているが、その後の生涯などは余り知ることはなかった。 本書は沖縄出身の著者のため琉球上陸をオープニングに持ってきて、それまでの万次郎の漂流生活・米国生活・日本帰国までの道のりを、上陸後の尋問に答える形で述べ、後半にその後の日本帰国から死没までを描いている。 映画のようで分かりやすく、また一緒に遭難した他の4名(うち一緒に帰国は2名)と万次郎の違いも良く描かれている。 今までペリー来航の際に万次郎が活躍していなかったのが疑問だったのだが、本書でその理由も詳しく描かれていて腑に落ちた。 また明治時代の歴史でも万次郎が出てこないことも疑問だったのだが、普仏戦争視察団の通訳として派遣中に病を得たことを知りこれも得心した。きっとアメリカで奴隷になりかけて帰国後、後に大蔵大臣となった高橋是清のように、明治政府に必要な人材になったと思うと残念に思った。 豊見城市翁長や糸満市の大度海岸にあるジョン万次郎記念碑を訪ねたいと思った。

Posted by ブクログ

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